ホーム > 青年漫画 > ビッグコミックスピリッツ > 僕らはみんな生きている

7.83点(レビュー数:6人)

作者山本直樹

原作一色伸幸

巻数4巻 (完結)

連載誌ビッグコミックスピリッツ:1992年~ / 小学館

更新時刻 2011-01-12 13:19:21

あらすじ 高橋は日本の一流建設会社に勤めるサラリーマン。ある日ODAによる建設プロジェクトの仕事で、西南アジアの発展途上国・タルキスタン(架空の国)に出張を命じられる。しかし現地でパスポートを紛失し、なかなか日本に帰れずやきもきしてる間に内戦が始まり……。
 

備考 メディアミックス作品として漫画版と映画版が展開された。
映画版は原作者の一色伸幸が脚本を手掛けており、1993年に上映された。
 

シェア
Check

この漫画のレビュー

7点 dollboxさん

この作品の評価は最後のシーンによるところが大きいです。
美しくて、切なくて、夢と現実が一瞬わからなくなるような名演出。
このラストは山本直樹の演出家の才能が見事に生きている。

ただ作品全体を見直したときに感じるのは、これって山本直樹っぽくないよねってこと。
エロ描写が薄いのだ。(これはペラいって意味の「薄い」じゃなくて、「濃くない」の意味なので誤解しないでね。)
山本直樹のさまざまな持ち味が結晶した「ビリーバーズ」に比べると、「僕らは〜」はどうも社会派漫画というカテゴリーにいってしまう。
僕は思う。山本直樹のジャンルはあくまで「エロ」なのだ。核にはあの「エロ」がなきゃ山本直樹は本当の山本直樹にはならないのだ!(すいません、かなり偏見入ってますね(笑))

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-02-05 12:30:15] [修正:2006-11-12 00:37:07]

僕らはみんな生きていると同じ作者の漫画

山本直樹の情報をもっと見る

同年代の漫画

ビッグコミックスピリッツの情報をもっと見る