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6.4点(レビュー数:5人)

作者西島大介

巻数12巻 (未完終了)

連載誌月刊IKKI:2005年~ / 小学館

更新時刻 2010-08-02 23:59:47

あらすじ 物語の舞台は1960年代のベトナム。ベトナム戦争の渦中において、従軍カメラマンの少年とゲリラの少女の出会い、そして恋愛を描いた物語。(wikiより転載)

備考 この作品は一度角川書店から第一集が刊行されている。しかし、掲載雑誌の休刊などにより現在小学館刊行の雑誌で新連載を開始した。内容については登場人物その他変わっているところがある。現在は描き下ろしで出版されている。後に、月刊アクションに移籍した。

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この漫画のレビュー

7点 ジブリ好き!さん

連載中の漫画では期待している漫画です。

ベトナム戦争を舞台にしていますが、ただ「本当の戦争の話」を描くだけでは伝わらない(厳密には「本当の話は物語にならない」というティム・オブライエンの言葉を作者なりに解釈した)と作者は思っているので、あえて「馬鹿みたいな嘘」を描くことで戦争というテーマにアプローチしている作品です。

故に登場人物は超人ばかりで、また人もばんばん殺されていきます。それをポップでかわいらしい画で描きます。

えぐいシーンが多いですが、同作者の「世界の終わりの魔法使い」シリーズを読む限り、作者がそういったシーンを好んでいるとか、そういったことしか描けないというわけではないように思えます。

基本は淡々と描かれた通りに読んでいき、たまに出てくる深い言葉やメッセージに注目していくと、楽しめると思います。
よーするに普通にバトル漫画として読んでいってもそこそこ面白く、「戦争とは?」と考えて読んでいくこともできる漫画。

個人的にはベトナム戦争に興味があるし、画も気にならずスムーズに読んでいける良作だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-07 23:47:40] [修正:2010-03-11 15:11:52]

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