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7.06点(レビュー数:15人)

作者うすね正俊

巻数22巻 (完結)

連載誌コミックビーム:1997年~ / エンターブレイン

更新時刻 2009-11-25 06:27:32

あらすじ 関東大砂漠…。数百年前に滅びた文明の遺跡が、墓標のように立っている死の砂漠…。昼間の気温は摂氏50度を超え、夜は氷点下を割る過酷な場所…。「砂ぼうず」は、ここ砂漠の便利屋である。言わば、砂漠で生きるプロフェッショナルだ。 今日もまた、人々の私利私欲の為に金で雇われる・・・

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この漫画のレビュー

8点 朔太さん

秋本治のアシスタントを長く務めた人らしく武器の
メカニックに見るべきものがありますが、
ストーリー展開にはほとんど関連しません。
むしろ、砂防コートやヘルメットはシンプルで
かわいい絵柄を醸し出しています。
格闘シーンも力技ではなく、ワイヤーウィンチを
利用した空中戦が戦闘の悲惨さを軽くしています。

背丈も小さく、ちょこまかした機動力で戦う姿は、
むしろ可愛く、ヘルメットに描かれた無表情な案山子の
ような味わいを生んでいます。
特に私は小砂がとてもお気に入りでした。

13巻まで読みましたが、12巻までの展開と
今後は変質していくようですね。
少なくとも13巻は小砂編が始まりました。

うすね氏も大病による2度の休載を経てるようで、
元の味わいを失わないよう頑張ってもらいたいと思います。
なにぶん20年越の良作です。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-07-31 03:26:32] [修正:2019-07-31 03:26:32]

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