ホーム > 青年漫画 > 月刊COMICリュウ > ネムルバカ

6.5点(レビュー数:12人)

作者石黒正数

巻数1巻 (完結)

連載誌月刊COMICリュウ:2006年~ / 徳間書店

更新時刻 2010-09-22 05:08:53

あらすじ 大学の女子寮で同室のセンパイ&コウハイ。バンド活動に打ち込むセンパイは、いつも金欠ピーピー状態。これといって打ち込むもののないコウハイは、とりあえず「古本MAX」でバイト中。ぬるま湯に頭まで浸かったような、でも当人にはそれなりに切実だったりもする「大学生」という不思議な時間…。ぐるぐる廻る青春のアレやコレやを描いた大学生日常ストーリー♪

シェア
Check

この漫画のレビュー

4点 健太(99)さん

一緒に住む大学生二人の話ということですが、まず最初にタイトルが素晴らしい。
石黒正数さんやデザイン系の学校に行った人に多いですがタイトルが魅力的です。
全体に気を配って作られた作品だからこそのものだと思います。
その面でいえば物語の終盤で遠くの人に
なってしまった、先輩の歌うネムルバカは物語の内容を大事にしていながら、くさい歌詞になっていないことからわかるようにタイトルが物語を良くするだけ練りに練ったものだったといえると思います。
それは十分凄いことですが、それでも町は廻っているをかける人が書いたというならやっつけ仕事に見えてしまう。
歩鳥比べて入巣は行動を起こすための動機が状況にゆだねられていない。
つまり歩鳥の行動がマンガの中身を濃くするのに対し、入巣の行動はマンガの話を進めるためのものになり下がっていると感じられる。
これがそれでも町は廻っているレベルの密度で書かれていたら、素晴らしい漫画になっていたと感じているだけに残念です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-12-03 16:42:35] [修正:2009-06-20 02:03:17]

ネムルバカと同じ作者の漫画

石黒正数の情報をもっと見る

同年代の漫画

月刊COMICリュウの情報をもっと見る