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5点(レビュー数:3人)

作者横尾公敏

巻数5巻 (完結)

連載誌月刊COMICリュウ:2007年~ / 徳間書店

更新時刻 2009-11-25 00:47:00

あらすじ 昭和18年―
第二次世界大戦の最中、敗戦の色が濃厚になった日本は極秘で開発していた”ロボット兵器”の導入に踏み切った・・・

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ロボット残党兵のレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

5点 Scroogeさん

舞台は第二次大戦中の日本。主人公は科学者の男性。
病で余命わずかであることを悟った彼が、機械化兵士となって生きる。

無骨だが親しみの持てるデザインや、シンプルで力強い設定は素晴らしい。
が、話と絵がわかりにくい。
結局、思わせぶりなセリフを断片的に拾い上げて、おそらくこういう事なのだろうと読者側で補完しながら読み進めなければならない。

情熱やセンスは素晴らしいが漫画の表現力は稚拙でケチがつく。
より成長した次回作を期待する。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-01-29 20:55:21] [修正:2013-01-29 20:55:21] [このレビューのURL]

6点 Mサトゥーさん

通読した感想です。

第二次世界大戦最中の日本で極秘に開発された人間兵器・日の丸人。主人公・三船敬三は愛する妻子を戦火から守るため、病魔に冒された肉体を捨てて人間兵器として戦地に赴くことを決意する!


正直いって、日の丸人のデザインは凄くダサイです。出来損ないのマジンガーZかブリキの玩具みたいな感じ。いまどきこれはあり得ないでしょう。僕は大好きですが。

メカデザが全体的にイイです。特に半機械化人間と呼ばれるサイボーグ達の、生身の部分との調和とか、出来るだけ自然な質感で・・・とかいう配慮が全くないゴツいデザインは個人的にすごくツボです。

絵は粗くて決して巧くはないですが、勢いがあるので読んでて楽しいです。機械化人間同士の殴り合いがメインの戦闘シーンはなかなか迫力があります。

脳を閉じ込める頭蓋骨という制約から開放された主人公がどのように進化していくか、とても楽しみだったのですが、意外にありきたりな方向性だったので-1点。

追記:最後まで読んで、途中の展開が微妙に陳腐な気がしたけれど、ラストがかなり素敵だったので点数据え置きです。





ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-11 00:32:13] [修正:2011-10-31 00:30:55] [このレビューのURL]

4点 s-fateさん

 最初古いマンガの復刊本かと思いました。絵が濃い。ロボットのデザインもわざとだと思いますが古臭く書いて、出てくる軍人も古いマンガ調。だから今のコミックの中では目立つと言えば目立つ。そして今あえてこの作風で第二次大戦期ロボットものを描こうという意気込みがどのような結果をもたらすか期待していましたが、展開もオチも超普通。まぁ最初のインパクトに免じて4点といったところです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-08-16 17:14:46] [修正:2011-08-16 17:14:46] [このレビューのURL]


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