ホーム > 青年漫画 > 週刊ヤングマガジン > 賭博破戒録カイジ

7.37点(レビュー数:48人)

作者福本伸行

巻数13巻 (完結)

連載誌週刊ヤングマガジン:2000年~ / 講談社

更新時刻 2012-08-21 12:47:56

あらすじ 前作「賭博黙示録カイジ」の続編。
前作で多額の借金を抱え込み、強制労働所に送られた主人公・カイジ。地獄のような生活から脱却すべく、賭博に挑む!

備考 続編は「賭博堕天録カイジ」

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この漫画のレビュー

6点 臼井健士さん

前作の最後で会長に大敗北を喫し、耳と指を失ったカイジ。耳と指はくっ付いたものの、借金の額はさらに膨らみ、とうとう金融組織の手に落ちて(・・・つうか、自分から捕まりにいった・・・)、地下の強制収容所にて強制労働の日々となります。
期間は15年以上。劣悪な衛生環境とキツイ労働は死を招き、倒れていく亡者仲間を見て脱出のためにギャンブル勝負に身を投じていくのですが、プチ権力者の「班長」のイカサマでさらなる底辺に追い込まれてしまう。その班長のイカサマを逆手に取っての「大逆襲作戦」が前半。
そして・・・1人脱出してから自分と仲間たちの借金を完済するために裏カジノで「沼」と呼ばれる高額パチンコ台を攻略するのが後半です。

前半の「チンチロ」はまだ何とか読めましたが・・・・後半はかなりテンポが悪くなったという印象。
パチンコで引っ張りすぎです。後、これは自分がパチンコをやらないせいというのもありますが、ルールが良く判らなくなったのが楽しめなかった一番の原因。「黙示録」のジャンケンは誰でも理解出来たのが素晴らしかったのですがね・・・・。
あれだけの大勝をしながら、手に入れたのは「自由」のみ。お金はカイジの元には全く残らず・・・・で、最後には敵であるはずの金融機関の「手下の男」からも情けを掛けられる始末。ホント「大物」なのか「根本的にダメ人間」なのか判断に困る男ですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-16 06:25:06] [修正:2010-07-16 06:25:06]

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