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6.33点(レビュー数:3人)

作者つばな

巻数10巻 (完結)

連載誌月刊COMICリュウ:2008年~ / 徳間書店

更新時刻 2009-11-25 00:46:47

あらすじ 金やんと高木さんは普通の天然女子高生のようだけど…彼女たちの暮らす世界の日常は、私たちの知るこの世界とは微妙に異なるようで、奇妙で奇天烈でSFでファンタジーな出来事が彼女たちの周囲でごく日常的に展開されていく……。もしかしたらすっげえ新しいかもしれない女子高生奇天烈SF少し不思議ストーリー♪

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この漫画のレビュー

藤子F不二雄の「すこし・ふしぎ」をリスペクトした石黒正数をさらにリスペクトしたような感じ、
にちょっぴり百合要素があったり。

金やんと高木さんは近未来の世界で暮らす女子高生。
この2人のゆるゆる、ほのぼのとした掛け合いを楽しむSFファンタジーなんだけど
日常的に出てくるアイテムがどれも面白い。
それこそ四次元ポケッツから出てきそうな。

発想もときどきブラックだったりする。
死んだ人はみんなデジタル化され現実世界に映し出される「デジタル天国」
高校に入学すると同時に一人の友達が組み与えられる「友達選定」
(しかも通信簿には国語・数学などと並んで"友達"の評定が付けられる!)
金やんと高木さんの掛け合いの合間にも
作者の死生観、みたいなものがスッと入ってきてドキッとする。

オチのつけかた、小物の使い方、ちょっとした時系列シャッフルなど
細かいところがそれ町に似てきたかも。
日常にとけ込むSF、テキトーに見えて実は哲学的
そこがつばな先生の魅力だと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-07-21 16:44:09] [修正:2013-02-25 23:02:05]

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