ホーム > 青年漫画 > モーニング > プラネテス

7.58点(レビュー数:101人)

作者幸村誠

巻数4巻 (完結)

連載誌モーニング:1999年~ / 講談社

更新時刻 2012-08-21 12:41:39

あらすじ 時代は2070年代(2075年以降)、人類は宇宙開発を進め、月面でのヘリウム... 続きを表示>>

備考 表題πλάνητεςは古代ギリシア語で「惑う人・物」、英語planet(惑星... 続きを表示>>

シェア

この漫画のレビュー

10点 dieseraieさん

[ネタバレあり]

この作者は漫画家には珍しいタイプだと思うのですが、文章力があるというか、魅せる文章を書くことのできる人だと思います。
他の漫画家で言うなら、岩明均と似た印象を受けました。
福本伸行も魅せる文章という意味では近いかもしれません。
ただ、画力は上記二人に較べるべくもありませんが。

流れ星に願い事をする理由など、シンプルながらも納得でき、かつ泣ける台詞が、これに限らず物語のいたる所で堪能できました。

八郎太が苦悩し成長しながらも、それを咀嚼し構築していく哲学を最後に言葉で表現するシーンは、それまでの物語の流れの中で得られるべくして得られた結論でした。
それが4巻という短さの中でも潔くすっきりした読了感を与えていると思います。

己を考えるきっかけと成り得る漫画です。是非オススメ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-09-29 02:44:50] [修正:2007-09-29 02:44:50]

This content requires the Adobe Flash Player. Get Flash.

プラネテスと同じ作者の漫画

幸村誠の情報をもっと見る

同年代の漫画

モーニングの情報をもっと見る