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4点(レビュー数:4人)

作者高橋留美子

巻数40巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:2009年~ / 小学館

更新時刻 2012-08-21 12:44:17

あらすじ 幼い頃から幽霊が見える女の子・真宮桜がある日出会ったのは、死神みたいな仕事をしてる不思議な少年・六道りんね!この世に何かの未練を残し、さまよう幽霊たちを輪廻の輪へと送るため、2人の奇想天外な放課後が始まる!!

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この漫画のレビュー

4点 鹿太郎さん

高橋留美子先生の久々のコメディ物。
犬夜叉に辟易していた読者には待望だったはずのライトコメディだが、残念ながらいまいちな出来だと思う。

細かく気になる点を挙げれば枚挙に暇がない。
舞台設定がありきたりだったり、犬夜叉の途中から顕著になった大ゴマ多用のわりには書き込みが少なく画面が白いなど・・・。
ただし、それらはどれも大きな問題ではない。

何より厳しいのがメインの2人のキャラがどちらもとぼけた天然系でともにテンションが低く、何を考えているかわからないことだ。
それに伴って作品全体がスローで「うる星やつら」や「らんま」の頃の勢いが全くといっていいほど無い。
当時なら1話で納めていた話を2話3話と引き延ばしている。
そんな印象すら受ける。
はっきり言って作品自体にパワーがないのだ。

これが青年誌やマイナー誌掲載作ならそこまで致命的ではない。
しかし、この作品はそうではない。
本来ならばメジャー少年誌・週刊少年サンデーの看板を背負わなければならない作品のはずである。
大御大には酷な話ではあるがサンデーの現状をみるにまだまだ頑張ってもらわなければならない・・・。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-07-19 19:22:46] [修正:2010-07-19 19:22:46]

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