この漫画のレビュー
8点 とろっちさん
凍てつくようなその眼光が見つめる先は、歪んだ世界と心の闇。
登場人物は皆とにかく眼に力があります。眼に力があるから作品全体に力強さがあり、
ひいては作品としてのリアリティをも感じさせます。
驚異的な画力と圧倒的な雰囲気とで「魅せる」作品。
そんな本領が発揮されるのは8巻ぐらいから。初期作品だけに、それまでは我慢。
主人公の冷徹な表情の奥深くに潜む、押し付けがましくない優しさが好きです。
ちなみに、自分は当時「幽☆遊☆白書」でこの作品を知りました。そんな人も多いのでは。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-20 23:35:04] [修正:2010-06-21 00:03:27]