この漫画のレビュー
6点 DEIMOSさん
現代マンガにおける、ファインアート系表現の極致ともいえる作品。
主たるテーマは、形而上的存在の描出か。
言語ツールでは表現し得ないものを、マンガという媒体で描き出さんとする作者の力量は感服に値する。
「一枚絵」というよりも「表現力」のレベルでは漫画界屈指の実力といえるだろう。
ただ、作者の努力は、圧倒的インパクトを与えるとともに「わかりやすさ」を喪失しており、個人的評価としては6点どまり。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-10-11 22:04:02] [修正:2008-10-11 22:04:02]