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8.11点(レビュー数:320人)

作者井上雄彦

巻数31巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:1990年~ / 集英社

更新時刻 2012-07-26 21:18:02

あらすじ 中学3年間で50人もの女性にフラれた高校1年の不良少年・桜木花道は背の高さと体格からバスケットボール部の主将の妹、赤木晴子にバスケット部に入部を薦められる。彼女に一目惚れした「超初心者」花道は彼女目当てに入部するも、練習・試合を通じて徐々にバスケットの面白さに目覚めていき、才能を開花させていく。(Wikipedia)

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この漫画のレビュー

7点 gundam22vさん

読んだのは随分前になりますね。
面白いことは間違いない漫画です。バスケを題材にして、
スポコン臭を出さないでここまでやれた漫画は稀有だから
こそ、今も評価されているのだと思います。

ただ、今改めて思うと自分の中の評価は面白いとは思いつつも
、ある程度に留まっています。
その辺の理由について考えてみました。

まずは、絵の問題です。絵は途中から凄く巧く写実的になる
のですが、それを生理的に気持ち悪く感じてしまいました。
鼻の下の二本線まで描かれる、汗の一滴まで描くというのは
凄いのですが、漫画としては気持ち悪く思いました(ゴリとかその辺のキャラは見ることすらキツい)。
その辺はある程度デフォルメされてた頃の方が良いなと思って
しまいました。

次に、未完といっても良いような半端な終わり方は否めません。
学校としても全国大会で金星を挙げただけ、花道は素材としては
稀だが当然のように大した選手ではない、それどころか
今後が危ぶまれる大怪我をして離脱したまま、30巻
以上掛けてこの辺は後味
の悪さは否めないです。花道の倒れてた父親とか投げっぱなし
に最後はなったのかなと思わせる描写は他にもありますし。

クオリティ維持のためとは言っても、ここで終わるのは
綺麗に終わったと自分はやはり納得出来ないですね。
それなら30巻以上も掛けないで、俺達の戦いはこれからだ
でもっと早く締めても良かった。その辺が半端さが残った
と思います。

最後に、個人的趣向としては、この漫画独特の人間関係など
カラっとした空気はリアルかもしれませんが、漫画として
はどうもハマり切れなかったです。





ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-02 09:00:22] [修正:2011-03-02 09:00:22]

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