あらすじ
「ぼくのすんでいるところは 山と海しかないしずかな町で―はしに行くとどんどん貧乏になる。そのいちばんはしっこが ぼくの家だ―」。
腹違いの兄、一太。突然現れた、美しくてやさしい年の離れた姉、神子(かのこ)。そして「ぼく」、二太。
クスリを売る。体を売る。金を貸す。とりたてる。この町の多くの大人たちは、そんなふうにして生きている。
神子ねえちゃんは言う。「泣いたらハラがふくれるかあ。泣いてるヒマがあったら、笑ええ!!」。ヤク中の父を亡くしたばかりの少女は、うまく泣くことさえできずに、不思議そうにこう言う。「息するたびにな、ノドの奥に小石みたいのがたまるんよ。食い物の味わからへん」。むき出しの現実を見ながら、幼い心にいくつもの決意を刻んで「ぼく」は成長していく。
この漫画のレビュー
0点 小塩さん
高評価に惹かれて読みました。
が…
全くもって面白くなかった。
ヘドが出る程つまらなかった。
なんというか、
社会の底辺を見てみなさい
君達は恵まれているだろう
的なくどいメッセージが延々と描かれているようで、読んでいて非常にイライラする。
また、よく話の冒頭が
『○○が死んだ』
で始まるが、正直うんざりした。
何の前触れもなく死なれても、感動のしようも無ければコメントのしようもない。
人が死ねばいい話になるとでも…
社会の底辺を知った気になれば面白いのかも知れんが、残念ながらネットで漫画のレビューをする程余裕のある僕はここまで底辺にいないので分からない。
感動した、感動したと言いながら貧乏人を見下しているだけなのではないか。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2008-07-27 23:58:25] [修正:2008-07-27 23:58:25]