GOLDEN BOYのレビュー
3点 アルゲマイネ原野さん
金剛寺編までは6点ぐらい。
作品から微妙に漂うマッチョイズムが鼻につくかもしれないが
『裸の大将』的な安定した展開やテンポの良い話運び、
画力のうまさがよく噛み合っていた。
ただそこからが酷い。とにかく迷走に次ぐ迷走。
女子高編の教育論は読み応えがあったが
その後のなんか毒電波でも浴びたかのような自然回帰的な主張と
怒涛のSEX論には正直…。そして極めつけのラスト。
どうも作者と編集者との意向の違いでこうなったらしいが
振り回され続けた読者にはたまったもんではなかったと思う。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-04-11 23:50:25] [修正:2008-04-11 23:50:25] [このレビューのURL]
2点 朔太さん
かなり前に、江川達也氏ご本人をNHKのドキュメンタリーで
視聴した記憶がある。
豪邸にお住みになっておられて、沢山のアシスタントとは
別の個室でネームに取り組まれていた。
風体は街にあってはホームレスのような芸術家風のスゴイ
売れっ子の作家さんだなあ、という印象だけ残った。
青年誌で数々のヒットを生み出されていた。
改めて1990年代の本作品を読み返すと、常軌を逸したバブル
時代の匂いを強く感じた。
こんな内容の作品が、多くの若者に本当に支持されたのだろうか。
単なるエロではなく、社会風刺的なエロと美しい描画は
一読の価値があるのは認めよう。
煎じ詰めれば、表層的な成功を収めた富裕層への批評漫画と
いうことだろうか。
善意的な解釈をすればそうなるが、半分は皮肉だ。
バブルが去ると、江川氏の凋落は始まり、単なる迷走作家の
烙印を押されてしまっているらしい。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2022-05-12 22:04:22] [修正:2022-05-12 22:04:22] [このレビューのURL]
1点 即身仏さん
掲載誌で読んでいた記憶あり。
最初の方は江川節ながらもそれなりには読ませてくれたのですが、最後の方になると読者を完全に置いてけぼりにしていた様に感じ、いつ本筋に戻るんだろうと不快感を感じながらも読んでたら、あさっての方向に行ったまま打ち切り。
読者を完全に無視した流れだったので打ち切りは当然の措置だったと思う。「まじかる☆タルるートくん」の時も読んでて思ったのですが、この人の漫画は中身があるようで実は空っぽなんですよね。だから、それ以降の漫画も碌に完結できないんでしょう。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-03 19:09:34] [修正:2010-11-20 09:47:04] [このレビューのURL]
3点 梅昆布さん
前半はけっこう面白かったけど後半はまったく記憶に残ってない、つまらなかったっていうのは記憶しているけど
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-11-25 23:57:03] [修正:2008-11-28 01:56:13] [このレビューのURL]
4点 Sealさん
この作者は自己主張が強すぎる。
その主張も漫画という媒体を使って使って世間に訴えるほどのものでは無い。
そのせいでせっかく絵は上手いのにストーリーがむちゃくちゃだ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-09-18 20:09:01] [修正:2008-09-18 20:09:01] [このレビューのURL]
PR