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6.38点(レビュー数:13人)

作者矢沢あい

巻数8巻 (完結)

連載誌りぼん:1991年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 06:32:08

あらすじ 冴島翠は、学園生活にも恋にも、全力投球! の女の子。気になる晃といっしょに生徒会活動をすることになって…。

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天使なんかじゃないのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全11 件

8点 臼井健士さん

矢沢あいの出世作とも言える本作だが、この頃からもう独自の世界をちゃんと確立していたのだと判る。

とにかく彼女の絵は他の「りぼん」連載作家たちとはまるで違った。
喩えて言うなら「ジャンプ」でいうところの荒木先生の「ジョジョ」のようなものだと思う。
スタイリッシュとでもいうか、美術的とでもいうか、「アート」(芸術)の類と言ったほうが適当かもしれない。
そんな作風だから後年「りぼん」が陥る雑誌自体の幼稚化にも染まることはなかった。
「染まりようもない」絵柄であり作風だった。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-09-12 20:35:50] [修正:2010-09-12 20:35:50] [このレビューのURL]

6点 電光石火さん

 恋愛漫画の王道。しかしベタではなく、主人公たちの笑う姿、なく姿がすっと心に入ってくる。すごく優しい気持ちになれる漫画。

 もしNANAしか読んだことがないという人がいるのであれば、絶対に読むべき。ちなみに俺のNANAの評価は2点。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-04-15 20:15:13] [修正:2008-04-15 20:15:13] [このレビューのURL]

7点 はと時計さん

「マリンブルーの風に抱かれて」はただの少女漫画だが、
「天使なんかじゃない」は矢沢あいの漫画である。

ありきたりの設定の恋愛漫画にも関わらず、
登場人物の感情表現を自然なかたちで演出しており、
生き生きと輝いている。
矢沢あいが自分のスタイルを確立した良作。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-11-11 12:57:01] [修正:2006-11-11 12:57:01] [このレビューのURL]

10点 fimicoさん

矢沢あいの最高傑作です。
矢沢あいを知るにはまずコレかマリブルを見てからモノを言えといわんばかりの大作です。
こんな高校生活を送ってみたかった・・・。
登場するキャラクターすべてに好感が持ててかわいらしい奴らばっかりです。
ただ好きな人がいて、くっついて、そんな漫画じゃない。
恋愛って切ない。
晃のような人がいないかしら。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-09-20 10:40:47] [修正:2006-09-20 10:40:47] [このレビューのURL]

4点 paranaさん

紆余曲折はあるが主人公は最初から愛されているし、
登場人物みんながそれぞれ幸せになっていく楽しい学園生活が描きつづられている。

こんな学園生活送ってみたかった。

そう思わせる、ずっと楽しい雰囲気を読ませるマンガ。
(主人公のテンションが高いのがこのマンガの雰囲気作りに非常に良い)。
ひたすら勉強の受験戦争世代としてはこんな学園生活は高嶺の花でした。

個人的には残念ながら楽しい学園生活に共感よりもうらやましさの方が勝ってしまい、
また、泣けるマンガと聞いていたのですが全く泣けませんでした。
(泣ける度1★☆☆☆☆)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-04-12 10:56:00] [修正:2014-04-19 11:35:31] [このレビューのURL]

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