土曜ワイド殺人事件のレビュー
4点 torinokidさん
脱力系パロディギャグマンガとでも言えようか。
作者達がとても楽しんで描いているのは良く分かるのだが、
作品としての評価は正直言ってイマイチ。
笑いのツボがなんか微妙にズレてるんだよねえ。
途中でちょっと飽きてしまった。
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[投稿:2012-08-07 11:06:52] [修正:2012-08-07 11:06:52] [このレビューのURL]
6点 ITSUKIさん
2時間ドラマのパロディギャグ漫画です。
とり・みき先生の作品は読んだことがなく、ゆうき先生目的で購入しました。
しかしゆうき先生の色が確かに強く、大して違和感もありませんでした。
(ヒロインのA子がゆうき先生のキャラまんまだからかも)
パロディ要素も強いので。ギャグをちりばめながらの展開は結構強引な感じで好みが分かれそうです。
事件の内容は二時間ドラマとして話は意外な程ちゃんとまとめられて解決(?)しているので悪くはないです。
ただ、まるまる一巻をひとつの事件に使った「新」の方は途中でだれを感じました。自分は一巻目位の短さでそれぞれ完結させてくれた方がテンポが良くて好きでした。
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[投稿:2011-03-27 18:21:27] [修正:2011-04-02 23:49:08] [このレビューのURL]
6点 とろっちさん
そもそもが、作者たちが「取材合宿という名目で温泉地に行きたいがために」始めた作品。
ゆうき氏、とり氏、担当編集の3人が馬鹿話をしつつ出し合ったアイディアをベースに、
ゆうき氏が1人で予告編(ちゃんとコミックスにも収録)を描き、その雰囲気をつかんで
とり氏がネームを描き、それを基にゆうき氏が下書きをし、それにとり氏がペン入れをして完成。
そんな煩雑な手順を踏んで出来上がった、まさに合作です。
内容は……、これもまさにタイトル通り、いわゆる2時間ドラマのパロディです。
意味のないお色気シーン、愛嬌と渋みのあるベテラン刑事、安っぽい重要参考人の面々、
そしてクライマックスの場面はもちろん断崖絶壁ですよ。
あまり論理的とは言えない展開で、よくわからないままに話が進み、勢いのままに事件が解決する、
その丸ごと全てをギャグにしています。
合作と言いつつ、実際にはゆうき色がかなり強く出た作品になっている気がします。
予告編と本編とで同じシーンもあり、2人のタッチの違いなどを見比べてみるのも楽しみの1つ。
ゲラゲラ笑うようなギャグではなく、思わずニヤニヤするような皮肉やお約束が盛りだくさんのギャグ。
濃いなー。 もうこういうの大好き。
ゆうきまさみ的のんびりまったり日常マンガが好きな人には、この雰囲気はツボでしょうね。
「あんまり真面目に読んだり批評する類のマンガじゃない」と作者が言うので、この辺で終わっときます。
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[投稿:2010-09-01 00:43:14] [修正:2010-09-01 00:43:14] [このレビューのURL]
7点 鹿太郎さん
ゆうきまさみ先生が下書きをし、とり・みき先生がペン入れをするという一風変わった手法で描かれた作品。
結論から言うと、想像以上に楽しめました。
フォーマットはゆうき作品のそれですが、そこに隠し味としてとり・みきテイストが入るといった感じ。
同じゆうきまさみ原作である『マリアナ伝説』とは違い、ちゃんとしたゆうきギャグ作品してるし(『マリアナ伝説』はゆうき作品ではないよな〜(笑)あれはあれで好きですが)。
内容は徹底していわゆる「二時間ドラマ」のパロディ。
一ページにひとつペースで繰り返されるギャグの連鎖。
その質量にただただ圧倒されました。
読後若干の疲労感すら感じるくらいに…。
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[投稿:2006-03-19 02:12:36] [修正:2006-08-31 00:10:52] [このレビューのURL]