銀平飯科帳のレビュー
8点 Leonさん
江戸時代にタイムスリップして料理の技術を吸収して
それから現代でアレンジしていく料理漫画。
確かな取材から得られる江戸時代の料理・文化の知識と
主人公が将軍と仲良くなったりなどの荒唐無稽さが
バランスが取れていて面白い。定番の人助けエピソードも
安心して読める。ラーメン発見伝シリーズの芹沢の
ような強烈なキャラがいないのは物足りないけど
これもまたオススメできる。
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[投稿:2021-04-22 19:36:12] [修正:2024-05-31 09:14:18] [このレビューのURL]
6点 s-fateさん
完全にではありませんがラーメンから離れて江戸時代の料理に焦点を当ててきています。イマイチ流行らない居酒屋の店主が江戸時代に行き来できるようになって江戸からヒントを得て現代に戻って新メニュー開発したり、現代の知識を江戸時代で発揮して賞賛を得たり、お忍びで町に出てきた将軍様と食べ歩きしたり、といったところです。そこに居酒屋の経営に苦言を呈する友人がいたり、前例主義の奉行に主人公の江戸では斬新な料理を否定されたりといった過去作に通じる作風も感じられます。
流行りのグルメマンガと異世界もののミックス版の一種と言えるでしょう。マンガはギャップの大きさで興味を喚起する面がありますが、異世界に頼らざるを得ないのは、現代だけで相応のギャップが調達できなくなってきているのでしょうね。
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[投稿:2017-06-11 11:28:27] [修正:2017-06-11 11:28:27] [このレビューのURL]