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6.91点(レビュー数:23人)

作者村枝賢一

巻数34巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:1992年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:33:07

あらすじ 戦略、技巧、チームの舞台裏全てリアルに楽しめる本格サッカーまんが!!サッカー選手だった父の遺志を継ぐ高杉和也(たかすぎかずや)が吠える!!

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俺たちのフィールドのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全23 件

7点 キズナさん

サッカー選手の父を持つ高杉和也が、少年サッカー高校サッカーJリーグ、そして1998年のW杯フランス大会までをチームメイトと共に奮闘する姿を描いた熱血サッカー漫画。

仲間の騎場拓馬、磯野拓郎は相棒であり良き好敵手として和也を支え、幼馴染みの女の子森口愛子との関係も物語を盛り上げます。比重をJリーグとW杯に置いているのもあって、序盤の少年サッカーと高校サッカーは駆け足な感じです。

試合は話が進むに連れてサッカー戦術が登場し、必殺技はなく割りと現実的なプレーが展開されます。まぁ少年漫画なので多少オーバーな表現はありますが…。
また主人公和也が個人技に終始せず、時にはアシストに徹してチームプレーで得点する描写もあり、各々のキャラクターを蔑ろにしてないところが好印象でしたね。
本作を読む前にサッカーのルールや用語、フォーメーション等の予備知識があると、試合シーンをより楽しむことができるかと思います。

作画に関しては過不足なく描けていて、コマ割りも見易く大変よかったです。絵柄もあまり癖がないので、広い層に受け入れられると思います。

更にコミックスの巻末には、作者の若かりし頃のエピソードや近況について面白可笑しく描いた2ページ程のおまけ漫画も収録されています。

作品全体を通してサッカーという競技の素晴らしさ、そしてW杯出場にかけるプレーヤーの熱い想いがダイレクトに伝わってくる、そんな作品でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2020-11-16 23:10:49] [修正:2020-11-16 23:10:49] [このレビューのURL]

8点 念仏さん

当時、リアルタイムで読んでいた作品。

主人公は、高校選手権を制覇し、なりゆきでアルゼンチンに留学。ここで生涯最大のライバル、アルゼンチン人のダミアンと出会うのだが、これがこの作品を名作にしたポイントだと思う。

連載開始時は1992年のJリーグが始まる前。主人公の留学も作品内では1992年?1993年。

1993年にJリーグが開幕し、同年のドーハの悲劇をテレビ観戦していた主人公が衝撃を受けるのも私たち読者と同じ視線で描いている。

その後、J2編、J1編、W杯予選編となるのだが、リアルで日本がW杯予選を突破し、フランスW杯初戦の相手がアルゼンチンになったことで、この作品が厚みのある話になった。

実際の試合はバティストゥータなどにボコられていたが、この作品内では、それはそれはいい戦いをしてるし、何よりカズをモチーフにしたキャラが本戦に出場。。。泣けた!!

つまり、このとんでもない偶然が、この作品を名作に押し上げたといってもいいと思う。

よって史実との兼ね合い含めて、評価は8点にしたい!!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-05-12 13:52:26] [修正:2013-05-12 13:52:26] [このレビューのURL]

6点 RRRさん

大好きで全巻持ってるんですが、
この作者って実はアクションシーン苦手ですよねw
私がサッカーやってたからっていうのは別にして、
動きの描写が不自然で気になってしまう部分がチラホラある。
シュートシーンがインパクトの瞬間(止め絵)ばっかりやん、
しかも迫力無いな、とか。

ただ、俺フィーは基本的に人間ドラマのマンガだと思うので気にしたら負け。気になってしまう俺は負け犬。

高校のサッカー部では大人気でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-27 13:21:53] [修正:2012-08-27 13:21:53] [このレビューのURL]

7点 森エンテスさん

僕にとってはこの作品は友情漫画です。

幼い時に出会った親友と切磋琢磨して成長していた主人公が、スペシャルな存在になりすぎてしまって、両者に格差が出てしまっているのが残念ですけど、「男同士の友情」が継続しているっていうのが良いなと思います。

幼馴染みって良いなとホントに思わされます。

難点を付けるとすると、少年漫画に必須の「主人公の挫折」があまり無いので、主人公よりも幼馴染の方に感情移入してしまうのが残念な所でしょうか。

全てのサッカー漫画の中でも、トータルでの面白さという意味では、良く出来た作品です。
(サッカー好きなので、サッカー漫画は結構読んでます)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-29 23:48:23] [修正:2010-10-29 23:48:23] [このレビューのURL]

5点 えりくらさん

 まだ日本サッカー界にとってW杯に行くことが“夢”だった時代のサッカー漫画。

 正直言って試合の描写には苦笑が漏れてしまうような展開もなくはないし、話の展開が読めすぎて退屈だという難点もあるにはあるが、あの時代のW杯予選の空気というか、緊迫感の描写には目を見張るものがある。

 予選真っ最中だというのにチームの雰囲気は最悪で、伊武剣輔(当時の三浦和義のような存在?)が言い放った「負けっちまうぜ」という言葉に和也がブチ切れ、一人になった伊武が呆然とするシーンは記憶に残っている。

 ともかく、W杯予選編の緊迫感は白眉なので、興味のある人はその部分だけでも読んでおいて損はないと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-30 01:59:16] [修正:2010-06-30 01:59:16] [このレビューのURL]

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