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8.4点(レビュー数:5人)

作者川原泉

巻数1巻 (完結)

連載誌花とゆめ:1986年~ / 白泉社

更新時刻 2009-11-25 06:34:42

あらすじ 負傷の為、スピード・スケートを断念した影浦忍…
世界的バレエ・ダンサーを父に持つ、おちこぼれのバレリーナ由良更紗…
この2人がスケート場で偶然にも出会ったその瞬間-ブンチャッチャッがはじまった!? 
泉流スパルタコメディ

備考 白泉社文庫版「甲子園の空に笑え!」にも収録されている。

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銀のロマンティック…わはは のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全5 件

8点 kikiさん

冬、フィギュアスケートを見ると読み返してしまう作品。
今季は特に日本人同士のペアが久々に出たのでよりマッチしてますね。

この一見ふざけたような題名にも溢れる川原色は見事。
ストーリーは普通に、微妙に畑違いの二人がスケートでペアを組んで苦労の末に”銀のロマンティック”を氷上で表現するというスポーツものだけど、マジメにそれを漫画にしちゃうのが照れくさいてたまらないと内容に散りばめられた笑い部分。そして「…わはは」と題名に継ぎ足してしまう川原さんのセンスが個人的にたまらなく好きです。

さすがに古い作品なので競技の薀蓄はルール変更によって違うものになってしまっているけど、ストーリーの王道さは色褪せないものだと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-01-27 22:56:19] [修正:2014-01-27 22:56:19] [このレビューのURL]

9点 カイエンさん

この作品を呼んだばっかりに、その後の川原先生の作品に
はまり続けることになってしまいました。

完璧なハッピーエンドじゃないんだけど、とにかく幸せな気持ち
になれる作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-16 16:48:22] [修正:2010-08-16 16:48:22] [このレビューのURL]

9点 とろっちさん

どんなテーマで描いていても、結局はいつもの川原漫画。
多すぎる文字、同じような登場人物、緊張感のなさ、ものすごくマイペースな作風。
合わない人は何を読んでもダメでしょうね。
でも好きな人にとってはどの作品でも外れがありません。
何の変哲もないようなストーリーに思えても、
作者の手にかかるとどうしてこんなに面白くなるんだろうと思えるぐらいに。

そんな川原作品の中で個人的に一番好きなのがこの表題作。

「夢見たものは 夢見たものは 銀のロマンティック …そしてまぶしくて まぶしくて もう何も見えない」

笑いあり、涙ありの内容が、いつも通りのほのぼのとした独特のテンポで展開されます。
コメディの中に綺麗に織り交ぜられた優しさ、爽快感、哀愁。
見事としか言いようがありませんです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-02-20 21:14:36] [修正:2010-02-20 21:16:44] [このレビューのURL]

10点 dollboxさん

川原泉作品で一番好きになったマンガがこちら。

これぞ川原流「泣き笑い」の真骨頂!
つらい時は涙を隠さず笑って生きたいね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-07-03 04:11:52] [修正:2009-04-22 23:13:59] [このレビューのURL]

6点 まれらさん

少女漫画とフィギュアスケートという、何となく絢爛な要素を組み合わせたまでは通常の感覚だが、そこに「ある要素」を投入することで俄然コミカルな話になった。技術論も入ってはいるが、あまりスポーツ漫画という印象はなく、スポーツを切り口にしたメルヘンという味わい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-31 02:50:08] [修正:2007-12-31 02:50:08] [このレビューのURL]

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