陽だまりの樹のレビュー
5点 asd5さん
主人公がいまいち目的の薄いキャラクターなので、読んでるこちらもいまいち乗り切れない感じ。
それより何より問題なのが、手塚治虫の漢方医の扱い方。
何も知らない者はこの漫画を読めば必ず漢方を誤解する。
医学の発展を妨げる蘭方禁止令を批判しておきながら、
医学の発展を妨げる漢方禁止令のような漫画を手塚は描いてしまった。
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[投稿:2013-03-16 21:14:24] [修正:2013-03-16 21:14:24] [このレビューのURL]
7点 torinokidさん
立脚する位置によって描き方が難しい幕末系作品だが、
これは良作。素直に面白い。さすが手塚氏。
史実との絡め方も絶妙。
良庵さんを見てると、後年手塚氏が
名作「ブラックジャック」を生み出したのが、
さもありなんと思えてくる。
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[投稿:2012-01-29 16:29:44] [修正:2012-01-29 16:29:44] [このレビューのURL]
6点 bugbugさん
自身のルーツをフィクション化するという作品ですが、
他の作品と比べると、意外と手塚色が薄め
自身の曾祖父を題材にしたので、逆に気を使っているのかもしれません。
稀代のストーリーテイラーであることは万人が認める巨匠ですので
安定感はありますが、それだけと言えばそれだけ
時代の変革の真っただ中に置かれた人間たちの
理想と現実と恋愛と。まぁ見事にドラマしてますわ
個人的にはヒュースケンの女性にだらしないところがツボった。
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[投稿:2011-01-10 01:43:45] [修正:2011-01-10 01:43:45] [このレビューのURL]
6点 ガクちゃんさん
万二郎より手塚良庵だな。
万二郎はどうしてもフィクションのキャラクター造詣って感じがしてしまう。良庵は、だめだめなのに不思議と魅力がある。
良庵に限らず、歴史上の実在の人物が多数登場しているが、本作ではそのキャラクター達が生々しく立ちあがっている。
作者も必然、実在キャラ側に思い入れ強いと勘繰る。
そのうち、実写ドラマ化されるのではと勝手に予想。
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[投稿:2010-01-15 22:28:09] [修正:2010-01-15 22:28:09] [このレビューのURL]
10点 nubonbaさん
傑作。「アドルフに告ぐ」に並ぶ名作歴史物です。あまり知名度が高くないのが不思議。
史実を交え、巧みにストーリーを運んでいる点はまさに脱帽。
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[投稿:2009-02-15 01:26:27] [修正:2009-02-15 01:27:23] [このレビューのURL]
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