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4.62点(レビュー数:16人)

作者月山可也

原作伊賀大晃

巻数57巻 (完結)

連載誌週刊少年マガジン:2006年~ / 講談社

更新時刻 2011-08-26 09:59:01

あらすじ U-15日本代表の10番にして鎌倉学館中学サッカー部主将・逢沢傑を兄に持つ駆は、過去の事故以来左足が使えず、サッカー部のマネージャーをしていた。ところが兄の指名により、突然紅白戦のメンバーに抜擢される!サッカーを愛する兄弟が織りなす、ドラマティック・サッカーストーリー!!

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エリアの騎士のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全16 件

5点 とろっちさん

週刊少年マガジンで満を持して始まった王道サッカー漫画。
の割にはちっとも盛り上がらずに放置していたら、いつの間にか20巻超えですか。

このレビューは、マガジンにおけるサッカー漫画の代表作「シュート!」と敢えて対比させながら
書いていこうと思いますのでご容赦ください。
まあ原作者の伊賀大晃はシュート!の影の原作者とも呼ばれるキバヤシ氏の別名ですので、
全くの無関係でもないような気もしますし。

で、読んで感じたのは、シュート!の二番煎じと言えなくもないなあ、ということ。
基本的な世界観としては、リアル路線をベースにところどころスーパープレイを織り交ぜた形で、
最近の少年スポーツ漫画としてはよくある形式。 要するにシュート!っぽい感じ。
重要人物の死によって主人公が覚醒していく展開なんかは正にシュート!を引き継いでますね。
たまに謎の必殺技が出てきたり、そのネーミングセンスにビックリさせられるのも似たり寄ったり。
試合以外の学生生活の場面もしっかり描き、それが妙に面白いのも共通しています。

画力に関してはどちらも決して高いとは言えません。
が、スポーツ漫画に必要と思われる「迫力」と「熱量」が全く違います。
これははっきり言ってシュート!の圧勝。 明らかにこちらの作画担当の力量不足です。
読んでいて淡々としすぎていてるんですよね。 どうも盛り上がりに欠けるのもそのせいかも。
逆にヒロインはこちらの圧勝です。 なでしこと絡めているのも個人的には高評価。
でも奈々ちゃんだからセブンなんて呼ばれるのはもっと嫌がった方が良いと思います。

何だかシュート!の後半の悪いところを引き継いだ作品という印象です。
だいたい江ノ島高校と掛川高校とで試合したら掛川の完勝でしょう。
作品としてリアリティを追求するでもなく過去の作品よりスケールダウンしてしまっているということ。
と言うことで、サッカー以外の場面はともかく、サッカー漫画としてはいま一つのレベルに感じました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-03-19 00:29:19] [修正:2011-03-19 00:29:19] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ポケモントレーナーみゆきです♪

エリアの騎士は、王道サッカーマンガです!
でも、人は選ぶマンガだなって思います笑

主人公・逢沢 駆(あいざわ かける)はサッカー部に所属する中学生です。
彼は世代別日本代表にも所属している兄・逢沢 傑(あいざわ すぐる)と共に部活動に励むものの、その差は大きい。

そして幼馴染の奈々(なな 通称:セブン)は傑とドンドン近づいていて…

そんな甘酸っぱい状態から始まる物語は、駆と傑が居眠り運転のトラックの事故に巻き込まれるところから大きく動いていきます!


鉄骨に心臓を貫かれて、兄の心臓を移植された駆は、傑が乗り移ったかのような超絶テクニックを駆使するようになっていき…!!

といった感じです。

途中途中が長いため、長い話でも問題ない方・キャラが多くてもついていける方にはおすすめです笑

以上、ポケモントレーナーみゆきでした!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2020-02-03 21:49:54] [修正:2020-02-26 19:13:18] [このレビューのURL]

5点 ビッグさん

[ネタバレあり]

中学生編の3巻までは今後の期待もあって楽しめる。
天才の兄貴が死んで未熟の弟が夢を継いでいくのは悪くはない設定。
4巻から始まる高校生編からは微妙になっていく。
部活がまとまっていざ全国大会へみたいな流れになっていく。
主人公はスーパーサブとして得点を重ねていくみたいになる。
県予選で優勝候補と当たるまではみんなでどうにかしていくみたいな
流れになっているのは良かったけど。
代表クラスのいる優勝候補との試合が酷くて観てられない。
ピンチになったら兄貴の心臓が暴走して試合を打開する展開ばかりになる。
その主人公の異変に気づく奴は出てくるが結局は誰も止めようとしない。
チーム力の差をそんなオカルトに頼って埋める展開は面白くない。
その後もそんな感じであんまり強くないチーム相手には
主人公チームが押し込みまくって試合に勝利する。
格上のチーム相手には心臓が暴走して試合を打開する展開ばかりなので。
主人公たちは何をやっているのかわからないうちに勝ち進んでしまう。
やたらと偉そうに解説しているヒロインは実は女子のフル代表のエース
だったり。
主人公チームの監督がいきなりJ1の名門チームに加入したりして。
余計な設定には無駄に力が入っているが肝心の主人公たちの試合は
手抜きすぎてもうよくわかりません。
今は五輪代表やプロになりましたけどそれもまわりも高校生だらけで
もうどっちでもいい感じです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-06-05 16:11:43] [修正:2014-06-05 16:11:43] [このレビューのURL]

6点 シドさん

交通事故により兄・傑の心臓を弟・駆に移植したことで、時々駆の中に現れる傑の意思とかつて彼が持っていたプレーテクニックが試合中奇跡を起こすのがお決まりのパターンの作品かと考えていました。(最初は)
実は厳しい練習や試合の中で、ストライカーの嗅覚と技術を磨いていたのですね。

試合シーンは知略でチームをまとめる監督の下、変幻自在に組織的サッカーを展開し、ライバルとしのぎを削る戦いが進んでいくという流れです。

ボールの流れが分かりにくいのと、セブンの的確すぎる解説が出すぎなので試合の描写に入り込み切れない感じです。

今後はワールドカップを視野にいれたストーリー展開になることが予想されますが、駆や主要チームメンバー、他校の有力メンバーの動向をどう作品で表現していくかで評価が分かれることでしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-30 00:17:08] [修正:2012-08-30 00:17:08] [このレビューのURL]

5点 abexturnerさん

まぁ王道サッカー漫画ですね。

現代版シュートみたいな感じです。
(シュートもそこまで古くないですが)

兄の傑がシュートで言う久保さんって所でしょうか。

ヒロインのセブンがみんなのプレーを解説している所見ると
イラッと来るのは僕だけでしょうか?

つまらなくはないですが二番煎じ的な作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-27 17:49:37] [修正:2012-01-27 17:49:37] [このレビューのURL]

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