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7.36点(レビュー数:80人)

作者八木教広

巻数27巻 (完結)

連載誌ジャンプスクエア:2002年~ / 集英社

更新時刻 2011-04-04 21:53:34

あらすじ 妖魔が人間を襲う世界、彼らに太刀打ちできるのはクレイモアと呼ばれる半人半妖の女戦士たちのみだった。彼らは普通、街に雇われて妖魔退治を行っていた。この話はその中の戦士,クレアの物語である。

備考 当初は月刊少年ジャンプで連載されていたが途中で休刊となったため、週刊少年ジャンプで番外編が数回掲載された後、ジャンプスクエアで連載再開した。

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CLAYMOREのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全80 件

9点 gundam22vさん

同作者の「エンジェル伝説」時代より画力は連載中格段にあがって行きながら、独自のファンタジー世界観に合致しています。あの当時からのシリアス面でのグッと来る描写、熱い描写はこっちでも健在で、ダークファンタジーの中希望の灯を感じる根は王道という素晴らしい作品です。バトル漫画でもありますが、迫力があって描き込みが多いのに見やすいのも助かります。ストーリーの最初は「評判ほどか?」という感じですが、テレサ編衝撃の結末から一変します。そこから出発したと言って良いほどで魅力的な仲間達、話の広がり、随所になされる豊富な伏線の回収など目が離せませんでした。少しはダレかけましたが一気読みだと大丈夫なレベルでした。これだけ過酷かつ色々あっても、終盤が秀逸展開(主人公以外がラスボスを倒すのに喜びを感じる意味でも凄い)かつ大団円なのも読後感が良かったです。連載がとても長かったですが(13年程度はやや長すぎ感はあるが)絵はスタミナ切れしない、話も綺麗に纏まるという意味で少ない作品です。ここでの評価が高いのにも納得で自分もまた一票を投じたい名作だと思います。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2015-03-13 05:01:26] [修正:2015-03-13 05:01:26] [このレビューのURL]

10点 デビルチョコさん

非常に面白かった。

ストーリー設定がしっかりしていて、最後も見事だった。
バトルシーンは迫力があり、キャラも際立っていて、台詞のコマ割りも良かった。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2015-02-15 11:36:53] [修正:2015-02-15 11:37:41] [このレビューのURL]

9点 ドルバッキーさん

最初らへんの展開はまぁまぁだったのですけど、それ以降の展開はめちゃくちゃ面白いです。

読んでない人はもったいないと思います。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2012-04-01 22:18:00] [修正:2012-04-01 22:18:00] [このレビューのURL]

8点 オカシューさん

ダークファンタジーバトルの傑作。
幼少親しんだ故・月刊少年ジャンプに(現スクエアだが)まさかこのような名作が誕生していようとは。いや不勉強、不覚。

ダークファンタジーという事でベルセルクと(まさに)ガッツり比較させる事がこの漫画を解明する指針となろう。
(そういえば最初の数話盛り上がらず急に面白くなるのも一緒だなぁ)

さてこの2作品、掲載誌の違いが大きな意味を持っている。

ベルセルクはヤングアニマル掲載の青年マンガであり時には成人マンガレベルのギリギリの表現へも踏み入れる事を許された(?)マンガである。
主人公の殺人シーンは日常茶飯事であり倫理を超えた表現描写も含めて高く評価される。
だが例えば女性のレイプシーンを数ページかけて細かく描写するのが本当にこの作品に必要な事なのかという疑問も残る。

対するクレイモアのメイン読者層はコロコロと同じくらいの月刊少年ジャンプである(開始時)。開始から大きな制限があった。
その為主人公は妖魔を殺すというより退治するのであり、一歩譲っても戦う相手は半人半妖。人は殺せないルールを設けていた。

しかしこのクレイモア、ダークファンタジーとしてその制限ハンデをものとせずベルセルクと肩を並べる程評価されるのには訳がある。
無論単純に面白いからなのだが特に大事なポイントを2つ挙げておこう。

1・笑いを一切入れていない。
ギャグシーン等笑いを入れると子供受けし易い半面、作品が幼稚になる。これは月ジャンでは冒険だったが良くやった、と言いたい。
くだらない笑いを事あるごとに入れるという現在の人気作(ナルト、ブリーチ、ワンピース等)の方程式を使わなかった事がこの作品を大人に認められる良作として成立させた。
(ベルセルクはヘタな笑いを入れたばかりに評価を落とした部分があると思う。)

2・実は少年漫画の基本は押さえてある。
整った絵柄や終始シリアスという点で大人向けに創っているかといえばそうとばかりもいえない。
バトル少年マンガの王道はキチンと押さえており美形キャラ、必殺技等を控えめながらも揃えており作品的にブリーチ等と同じ部類に属するのである。
ただクレイモアは設定、展開にいきあたりばったり感がなくしっかりしておりチャチくないのだ。
バトルさえ大人を裏切らない上質さがある。

まとめるとベルセルクはダークファンタジーの世界を「その敷居の高さのまま」表現しようとしているのに対しクレイモアはダークファンタジーの世界を「少年マンガの文法」で表現しようとしているのだ。

もちろんどちらの作品もあなどりがたい漫画であり容易な結論は出せない。
しかし完成度ではクレイモア一歩リードと私は感じている。ベルセルクには不安要素がある。
面白さに波があると感じるのだ。鷹の団、蝕までとそれ以後の物語のアツさに明らかに差があり休載も多い事を考えると心もとないと言わざるを得ない。
それに対しクレイモアは安定した面白さを保っていると感じる。

しかし結論はまだ早い。それは皆さん御承知の通り。

そう「完結」したとき。

これからだ。この作品達の真の評価が明らかになるのはこっからだッ!!







ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-12-05 23:50:05] [修正:2009-12-06 00:51:31] [このレビューのURL]

7点 勾玉さん

青年漫画のような凄惨で重厚な世界観に加え、
少年漫画らしい愛と友情、絆といった要素も多分に盛り込まれ、
スリリングかつ熱い展開が楽しめる。

終盤にかけキャラクターが増え続け、物語が膨張しすぎた感は否めないものの、
謎や伏線を残すことなく綺麗に物語が収束しているので、
最後まで読み続けてきた読者を後悔させない漫画になっている。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2019-12-06 11:52:43] [修正:2020-02-04 05:46:00] [このレビューのURL]

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