ホーム > 青年漫画 > ビッグコミック > 未来の想い出

8点(レビュー数:1人)

作者藤子・F・不二雄

巻数1巻 (完結)

連載誌ビッグコミック:1991年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:40:31

あらすじ かつては一世を風靡したコミック作家・納戸理人は、意気込んで開始した連載が3話終わったところで打ち切りの連絡を受けていた。今ではヒット作にも恵まれずヒマを持て余す毎日。そんなある日、出版社主催のゴルフコンペが行われ仲間たちと共にプレーを楽しんでいたが、あるホールで彼はホール・イン・ワンを達成。喜びと興奮のあまり、心臓麻痺でこの世を去ってしまうのだった。気が付くと、20年前に自分が住んでいた4畳半のアパート。彼は昔の記憶がありながら、自分が20代だった時代に生まれ変わっていたのだ。やがて漫画家として大ヒット作を放ち、生活も安定するが、その後はまたしても生まれ変わる前のヒマを持て余す生活になっていた。納戸は再び生まれ変わるため日記を読み返し“過去”を必死に覚え込む。そして再びゴルフコンペの日がやってきた…

シェア
Check

未来の想い出のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

8点 ITSUKIさん

時間の繰り返しを体験して「自分の人生を変えていく」という実にF先生らしいSF作品です。

主人公の一生を追っていく形なので、人生の浮き沈みや人間関係の変化といったドラマ的な部分も面白いですし、もちろん随所に伏線の張られた「未来の想い出」に関しても上手。
ギャグ色は薄め。
全1巻で無駄なくまとまっています。

個人的に気に入っているのは「未来の想い出」というタイトルです。
未来なのに想い出。先生らしいすこし不思議なタイトルに物凄い惹かれました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-12 00:56:12] [修正:2010-08-12 00:56:12] [このレビューのURL]


未来の想い出と同じ作者の漫画

藤子・F・不二雄の情報をもっと見る

同年代の漫画

ビッグコミックの情報をもっと見る