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6.85点(レビュー数:14人)

作者島本和彦

巻数13巻 (完結)

連載誌月刊サンデーGENE-X:2000年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:27:19

あらすじ 決して妥協を許さない大熱血マンガ家・炎尾燃は、今日も作品のため燃えに燃えまくる。超熱血&爆笑の、半実録マンガ家一代記。
伝説の名作『燃えよペン』の魂を継ぐ勇者たちが、ここに集う! (小学館紹介文より)

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吼えろペンのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全14 件

5点 朔太さん

漫画家の日常的なスケジュールとネタ創作への格闘の日々が主たる主題です。
納得できる面白い作品を世に問いたいという欲求と売れないことには無価値という2つの思いの
狭間で編集者と読者と同業漫画家の視線の中で、自分の作風を維持しているらしい。

炎尾燃の無茶ぶり、暴走、唯我独尊ぶりも、プロ漫画家ならではの時間との戦いと
人気作品を出さねばというプレッシャーの下での環境で、バランスしている。
一般人にはない非日常的毎日だから、狂気も許容される面白さがある。

ところで、個人的には星デスクという女性編集者がお気に入りです。
仕事中はプロだから、(心の)仮面をつけているというマインドの持ち主は実際にいそう。



ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-05-02 15:42:57] [修正:2015-05-02 15:42:57] [このレビューのURL]

6点 shunさん

前作燃えろペンに比べ、だいぶファンタジーフィクションに寄せた内容となった。
特に前半は迷走しているのがよく分かる。迷走していながらも一定の面白さを保っているのは作者の実力。
無駄な大ゴマや見開きがあるが、個人的には面白さの一つとなっている。

屁理屈を熱さで突き通す熱量は、作者もホントにそう思っているんじゃないかと感じさせ、作品とは別の角度で面白い。
しかし月間連載ということも有り、1話で起承転結を繰り返す内容は熱さも伴い胸焼けしてくる。
さすがに食傷気味になってきた所にライバルキャラが出てきて、一気に盛り上がりを見せた。

終盤は連載を集結させるために無理やりまとめた感もあり、少し消化不良ではあったが全体として楽しめた。
しかし、激アツ激辛の珍味なようなもので、好き嫌いは分かれると思う。

画は現在では珍しい入り抜きしっかりした書き筋で、筆や効果を巧みに使っており非常に濃い。
多少古臭さは感じるものの、デフォルメから写実的まで幅広く描写ができて漫画が上手い。
漫画の描き方が理論派で、色々計算して書いてあるのが作中からも画からも読み取れる。

作者の漫画への愛が大いに感じられるこの作品は、漫画読みとして感慨深いものがあった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-08-29 16:59:31] [修正:2014-08-29 16:59:31] [このレビューのURL]

7点 gundam22vさん

前作『燃えよペン』の特徴(前作の評価に書いています)
は継続したままの基本一話完結の続きシリーズ。前作より架空の話運び(殺し屋や宇宙人が出たりする)が増して、面白くなった部分とつまらなくなった部分が半々ですね。
前作より前半は面白みがあがる話も多かったですが、後半は勢い落ちたかなって話も多かったです。それでも全体的に面白いの範囲でしたが。さらに続くシリーズも読んでみたいと思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-03-16 09:36:08] [修正:2014-03-16 09:36:08] [このレビューのURL]

8点 ドルバッキーさん

この作品の第1話が度ツボにハマってしまった。


内容は相変わらずに面白くて熱いものでした。

毎回毎回巻き起こるハプニングをどうやって解決していくのかをドキドキしながら読んでました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-05 15:08:14] [修正:2012-04-05 15:08:14] [このレビューのURL]

6点 sin00さん

 漫画家の日常がかいま見えるかもしれない作品.設定がすべて.漫画だけでなく漫画家にも興味があれば楽しめる可能性が高くなる.少しマンネリを感じるかも.

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-02-18 19:09:31] [修正:2012-02-18 19:09:31] [このレビューのURL]

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