ホーム > 不明 > 短編集 > 原秀則“野球”短編集 さよならゲーム

8点(レビュー数:1人)

作者原秀則

巻数1巻 (完結)

連載誌短編集:2007年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:42:28

あらすじ 25年前に臨んだ甲子園予選決勝戦で、エラーをした親友を罵ってしまった会社員・堀岡が、その試合を再現するOB会に参加する「Re:PLAY」。体調不良を押し切って甲子園予選決勝に臨む野球部監督と、そんな監督を父に持つ女子高生・園子のエピソード「バックホーム!」など、青春漫画の巨匠が描く野球ドラマ6編を収録。

備考 短編集のため連載開始年には発行年を記載。

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原秀則“野球”短編集 さよならゲームのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

8点 鹿太郎さん

上手い、上手すぎる。
ベテランらしい実にドラマチックな盛り上げ方。

一話一話のテーマ自体はいかにも原先生らしく、昔のドラマのような泥臭い臭さがあって、そのお涙頂戴的な展開に合わない人もいるかもしれません。

ただ自分は好きだなー。
風呂敷を広げて、語って、盛り上げて、落としてと非常にシンプルな構成。
余計なものを一切入れず、漫画の純度だけで勝負している感じ。

何より野球を下敷きにした短編読み切りでありながら、これでもかというくらいに人間が描けているのが素晴らしいです。
濃縮された原秀則イズム。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-09-17 00:01:12] [修正:2008-10-06 11:29:19] [このレビューのURL]


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