あらすじ 第51期名人戦、名人・大原巌と挑戦者・滝川幸次が熱海で第7局を戦っていた時、... 続きを表示>>
月下の棋士のレビュー
9点 朔太さん
15年前に25巻くらいまで読んで、続きを読みたいと思いつつ
最近まで読む機会なく放置していました。
縁あって今年最後まで読了したという20年越しに完読した作品ですが、
強く記憶に残るインパクトがあります。
将棋を題材にしていますが、棋譜などが明示されておらず、
むしろ孤独に戦う棋士たちの狂気の世界がテーマになっています。
したがって題材は囲碁でもテニスでも何でもよろしいわけで、
その意味では曽田正人の描く世界と共通しています。
能條純一はリアルな描画が特徴ですので、一層狂気がリアルに冴えていますね。
最大の魅力だと思います。
最終話前と最終話は、上手くシナリオを収束してくれたなと感動しました。
勝負師の傍らには絶対に信頼してくれる女性の存在は必須ですね。
人生かくあるべしと思わせてくれました。
名作だと思います。
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[投稿:2017-04-05 19:33:02] [修正:2017-04-05 19:35:25] [このレビューのURL]
8点 森エンテスさん
将棋で漫画として相当秀逸な作品です。
どの登場人物も一癖も二癖もありますし、ライバル物語でもあるので、この作者の作品として非常に読みやすいというか、とっつきやすい作品です。
是非読んで欲しい作品です。
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[投稿:2015-01-16 23:14:01] [修正:2015-01-16 23:14:01] [このレビューのURL]
10点 asahiさん
登場人物の全てがひとくせもふたくせもある。
狂気をはらむ迫力の勝負の世界、読者が驚くほどの勝利への執着は、
淡泊な現在では、もう見られない種類のものだろう。
自分は、大胆な構図、勢いのあるくっきりとした線をもつ
作者の絵が格好いいと感じるし、この漫画に合ってると思う。
絵も話も好き嫌いがはっきりと分かれる漫画だと思いますが
一度は手にとってみてほしい。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-04-15 02:52:03] [修正:2012-04-15 02:52:53] [このレビューのURL]
5点 bugbugさん
哭きの竜からなんも変わってないな。
嬉しいようでもあり、期待外れのようでもあり
あなたは自分の仕事に命掛けられますか?(比喩でなく本当に)
名人位を獲るためなら殺人も辞さない異常者たちの将棋マンガ
狂ってるけど、その狂気を真面目に書かせたたら意外と
笑よりは、引き込まれてしまう。そんな作品。
合う合わないは当然あるんで、3ページめくって「無理」と思ったらやめましょう
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[投稿:2011-01-11 17:36:23] [修正:2011-01-11 17:36:23] [このレビューのURL]
8点 あおはなさん
一体どこまで話続くのかなあと思わせといて、意外にきっちり終わったので自分の中で高評価になってしまった本作。このいちいちオーバーな表現が面白くハマル人にはハマルと思います。ただ、興味が持てない人にはテンポが遅く感じられるかもしれません。私は将棋を知っているのでこの辺が気にならないということは付け加えておく必要があります。
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[投稿:2010-11-03 19:35:06] [修正:2010-11-03 19:35:06] [このレビューのURL]
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