結界師のレビュー
9点 みなみさん
“物語の深さ”や“物語の勢い”は並ですが、この漫画にはそれを何倍も上回る“面白さ”があります。
自分でも理解できないくらいにこの物語にのめりこんでしまいました。
これを“はまる”って言うんですね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-06-14 22:11:48] [修正:2010-07-15 22:00:00] [このレビューのURL]
5点 rooruckさん
何をやっても主人公の成長漫画。
・絵は見やすいが特徴、迫力に欠ける
・内容は謎解きと成長物語。プロットは非常に単純明快。
・ややまわりくどいストーリー展開
最近は迷走気味ですね。
もともと作者が何をメインに描きたいのかはっきりと決まっていなかった感じがします。烏森の謎にだけ絞って描けば謎解き要素は深まるんですが、裏会の裏事情なんて脇設定を広げるのに忙しいみたいですね。
キャラの扱いはかなり淡白です。1話限りのキャラがかなりたくさんいるので、ストーリーが浅く感じます。あまり使わないキャラを出しすぎな感じも受けました。
内容を広げすぎてどこに何があるか分からなくなったので、とりあえず手元にあるやつだけで進めていこう。そんな漫画かな。
今後明かされるであろう烏森の謎に期待。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-11-29 23:31:47] [修正:2008-11-29 23:31:47] [このレビューのURL]
7点 ポケモントレーナーみゆきさん
ポケモントレーナーみゆきです♪
結界師は、週刊少年サンデーで連載されてアニメ化もした王道少年漫画です!
自分の生き方と向き合う少年に感情移入しまくりの名作ですー!
主人公・墨村良守(すみむら よしもり)の家系は、代々「結界師」を輩出する異能力者一家です。
結界師は、その名の通り結界を駆使することで妖怪(あやかし)を退治する術者です。
墨村家はお隣さんの雪村家と一緒に、代々守護してきた霊地「烏森(からすもり)」を守るために日夜活動しています!
その中で良守は、幼馴染の雪村時音(ゆきむら ときね)を守るために、自分が強くなるんだと誓って日々努力していきます。
読めばあなたもきっと熱くなる!
そんな名作です♪
以上、ポケモントレーナーみゆきでした!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2020-01-29 21:19:59] [修正:2020-03-01 09:36:29] [このレビューのURL]
7点 朔太さん
正義感にあふれる猪突猛進型主人公が、宿命に抗うことなく、家族を含めた周囲の人たちとともに森を守るという少年誌らしい展開です。
森の謎からさらに世界感を拡大できる可能性もあったはずですが、そこは最初に設定した結界師の使命から逸脱してしまうせいか、こじんまりとした世界感、すなわち主人公の生まれ育った町と関わり合いのある人を守るという、まあどう転んでも大差がない感じの緊張感のない背景が生まれてしまいました。
これが結局、最後までたたってしまい、本作品の魅力を半減させた理由でしょう。
兄との確執も前半から絡めたはずですが、途中から後回しになってきました。主人公より兄の方が能力も人間的魅力もずっと上回っているのも困りものでしたね。猪突猛進感情支配型の主人公は無骨で戦略の才に欠け、主人公としての魅力に乏しいものでした。これも本作品の致命傷だったかもしれません。
結界師の異能ぶりも単純で、世界感も分かりやすく設定されている割には、その世界の裏側で様々な権力闘争と森に対する謎が最後まで温存されているため、先の展開が楽しみになり、どんどん読めました。
ヒーローやヒロインには、特別強力な武器があるわけではないのですが、その武器の使い方と組み合わせ方で様々なバリエーションを見せた攻撃には感心しました。
以上は、30巻あたりまでの感想でしたが、最終巻までの大団円までは魅せてくれました。女性作家らしく、テーマは家族愛として、うまくまとめてくれました。
長短いろいろ申しましたが、総じて満足ができる作品かと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-11-27 17:12:20] [修正:2016-11-27 17:15:50] [このレビューのURL]
6点 shunさん
全体としてはまとまっているが、設定の面白さに作者の器が応えきれなかった印象。
前半、だんだんと面白くなる展開に読者のハードルが上がったのかもしれない。
主人公の凄さの表現が、「淡々とやっているけど、実はスゴイ」で留まり、
誰が見てももの凄い実力。という表現ができなかったのが残念。
能力の性質上難しかったと思うが、わかりやすい必殺技的なものが欲しかったところ。
キャラクターデザインも地味で、ヒロインも少しは可愛いが、落ち着きすぎて物足りない。
動きや構成は問題ないし、話だけがまとまっていて、あとは画力と迫力さえあれば、というところ。
中盤から終盤にかけて、大きく盛り上げることができれば、名作になりえたかも知れない。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2014-08-06 11:08:50] [修正:2014-08-06 11:08:50] [このレビューのURL]
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