ホーム > 青年漫画 > 月刊Gファンタジー > ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編

7.4点(レビュー数:5人)

作者桃山ひなせ

原作竜騎士07

巻数6巻 (完結)

連載誌月刊Gファンタジー:2008年~ / スクウェア・エニックス

更新時刻 2009-11-25 00:45:45

あらすじ 幾度となく繰り返す昭和58年6月。
そして、繰り返されてきた惨劇。
血に彩られ深い絶望に満ちたこの雛見沢で、運命という牢獄に閉じ込められた一人の少女・古手梨花。
彼女は再び決意する。運命を打ち破るために、もう一度戦う!
「ひぐらし」の世界を支配するルールが明かされ、謎に満ちた物語の深奥に迫る「皆殺し編」、遂に開幕!

備考 同名の同人ゲームを漫画化した物。
シリーズ全八章の内の第七章。

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ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全5 件

8点 ショーンさん

ひぐらしの解答編3弾!
やはり解答編は安定した面白さを持っています。今回は雛見沢の絆の部分が描かれていて、圭一の熱さをこれでもかと思うくらい堪能できます。ですがその後の皆殺しは今までの漫画ひぐらしの中でも一位を争う残酷さがあります。特に梨花が死ぬシーンはグロすぎるので注意です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-02-02 03:05:30] [修正:2012-02-02 03:05:30] [このレビューのURL]

9点 フクポルさん

<所持歴:全巻>

ひぐらしシリーズ解答編第3弾。


原作は勿論完結していて、アニメも完結。
という事で、結末(展開)自体はご存知の方も多いはず。
けど、それらを未見でコミックのみを読んでいる方もいるはずなので、なるべく細かい内容には触れない方向でレビューを。
(原作既読です)


物語としてはこの編で全ての謎が解き明かされます。
そして「祟殺し編」の解答編という位置付けだけあって、沙都子を巡るゴタゴタのドラマが主です。
これが凄く秀逸。
「物語」としては、全編中この編が一番好きです。

まだ連載中ですが、原作既読でも次巻が楽しみな位、コミカライズの質としても今の所文句はありません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-28 19:15:20] [修正:2010-12-30 01:22:51] [このレビューのURL]

4点 そのばしのぎさん

アニメでは児童相談所界隈の話が異常なまでに市民運動のプロパガンダと化していて気持ち悪かったが、マンガではその辺が程々に押さえられている。
ただ理解しあおうとする前に、端から相手をスケープゴートとして共通の敵扱いにするのはいかがな物か。
これは団結と言うよりも、2chなどで言う「祭り」に近い状態だと思う。

この一編に限らず、元々のモチーフは津山三十人殺しや八つ墓村であろうが、そういったムラの民俗性、精神病に対する無知、偏った思想、いろいろと原作者の力量不足を感じる。
元々が同人であるから致し方がないのだが、大衆メディアに載せる以上、そこは改善して欲しい。

残酷な表現ばかりが話題になったが、問題はもっと深い部分ではないだろうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-26 00:13:02] [修正:2010-09-26 00:13:02] [このレビューのURL]

8点 s-fateさん

ひぐらしの「解」のなかでは「解答」の「解」というより「解決」の「解」の意味が強いような気がします。先の目明し編、罪滅し編は、ある意味行き着くところまでイッちゃった末の「解答」であると思います。しかしこれは一つの問題を「解決」しています。ここが違うと思います。解決法は社会人には耳タコの「報告、連絡、相談」と「組織化」です。こういった事をテーマにしたマンガ(ゲーム)も珍しいと思います。至極真っ当な解決法(実行するのは大変ですが)ですが、金銭の利害関係無しに結束する姿は感動を呼ぶものです。ただしサブタイトル通り、もう一つの謎がわかった直後に皆殺しにされてしまいます。
 もう一つの謎はある意味反則的なものですので、次の祭囃子編では毒には毒をもって制す的な「解」が待っているので、それを是とするか否とするかでこの作品と祭囃子編の相対的評価に差が出るのじゃないかと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-24 21:41:07] [修正:2010-09-24 21:41:07] [このレビューのURL]

8点 ITSUKIさん

綿流しのお祭りの晩に毎年起きる連続怪死事件、突然豹変するキャラクター達、そして避けられぬ終末の運命。
「ひぐらしのなく頃に 皆殺し編」は最終章の一つ手前の章ですが、この章まで読むことで漸く「ひぐらし」の世界を包んでいたこれら全ての謎が明らかなります。

とにかく内容を書こうとするとネタバレになるので…
「避けられない」と諦めかけていた「運命」を梨花達以上の強い意志でもって実現させてきたのは一体誰の仕業だったのか。
そしてその強い意志によって作られる「運命」を打ち破る「奇跡」を起こすには何が必要なのか。
そこまでが判明して幕となります。
最終章はその全てのキーがそろった状態での「模範解答」の様なものです。

それまでのコミカライズが概ね良い感じで来ていたので、連載開始時は「ここに来て作画が新しい方になるってのは正直大丈夫なのかな」と少し不安でしたが、杞憂でした。
絵に関しては一番上手かもしれません。(個人的には少しレナに違和感ありましたが…)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-20 01:21:08] [修正:2010-09-20 01:21:08] [このレビューのURL]

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