ホーム > 不明 > 同人誌 > コダマの谷 王立大学騒乱劇

5点(レビュー数:2人)

作者入江亜季

巻数1巻 (完結)

連載誌同人誌:2002年~ / エンターブレイン

更新時刻 2010-03-14 23:00:15

あらすじ 舞台は中世ファンタジーの香りただよう王立大学。
まったく卒業するつもりのない学生、ライダーは今日も友人のレポートを作ったり、なぞの実験をしたりと放蕩生活。
そんな折、身分の高そうな若者と偶然出会い・・・

備考 『コダマの谷』は02年2月〜03年11月までに個人出版物として発表された作品。
『フクちゃん旅また旅』は、雑草社「ぱふ」02年6月号〜04年4月号にて発表された作品。

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コダマの谷 王立大学騒乱劇のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

5点 トトさん

『コダマの谷』『フクちゃん旅また旅』の2本を収録した著者の第一作単行本。

『コダマの谷』
王立大学始まって以来の秀才と、その才能に目をつけた王子のドタバタ?劇。

絵、雰囲気などはやはり素晴らしいが、ただこの作品に関してはストーリーが分かりにくい。
登場人物たちがそのへんの事情をうまく語れていない(または作者が語らせていない)のが響いている。
ただこれが「群青学舎」へと通じると考えれば、才能の片鱗を見せてくれていると思う。

『フクちゃん旅また旅』
フクちゃんとそのパパが世界中を旅してみる話。

一つ4ページという短いページ数で独特の世界につれていってくれる手腕は見事。
旅に出たくなります。


長編書いてくれないかな。。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-17 11:55:16] [修正:2010-07-23 11:52:18] [このレビューのURL]

5点 ITSUKIさん

現在「Fellows!」で「乱と灰色の世界」を連載中の入江亜季先生の過去作品。

「コダマの谷」はとにかく絵が白いです。自分は絵が描けないのでよくわかりませんが、同人であれだけかければ凄い方・・なのでしょうか。
でも同作者の「群青学舎」「乱と灰色の世界」と比べたら格段に下手で、読みづらかった事は確かです。

ヨーロッパ風の世界を舞台とし、主人公・ライダーはじめとした多くのキャラクターが登場するドラマですが、絵の未熟さもあって誰が誰なのか少し混乱する事もあり、ストーリーがすっと頭に入ってきませんでした。
時々気合いの入っているコマもあり、そこの部分は流石だなと思います。

単行本の後半に少し収録されている「フクちゃん旅また旅」の方は「ぱふ」に連載された作品の為か、トーンの量も多く、線も安定しています。
背景の描写にも力がはいっていて、「コダマの谷」よりかなり短いのにこっちの方が個人的に好きです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-14 23:03:00] [修正:2010-03-14 23:03:00] [このレビューのURL]


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