漂流教室のレビュー
6点 matsuさん
北斗の拳のように真面目に読むのと斜に構えて読むのでは全く印象が異なる作品。
ギャグマンガとして読むと、思わず笑ってしまうことが多々ある。
大友君が主人公高松君を殺そうとした直後に「犯人は僕だーっ」と叫ぶのは腹がよじれるほど笑った。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-11-25 08:13:03] [修正:2009-11-25 08:13:03] [このレビューのURL]
6点 マンモスマンさん
楳図かずおの漫画を読むのは初めて。
迫力ある絵、斬新な設定と楽しみに読んでみたが正直「うーん‥」といった感じ。狂ってしまった大人たちとの戦いや数少ない食糧の奪い合い、小学校という小さな世界の中で団結する子供たちなど序盤はワクワクして読んでいました。
しかし中盤ぐらいの巨大怪虫との戦いで「もういいや」となりました。水と食糧を求めて砂漠を行くとオアシスが見つかる。しかしオアシスには恐ろしい巨大怪虫が、というシーンなんですが、なんと『怪虫もオアシスも一人の小学生の妄想が具現化したものだった』というオチ。なんだそりゃ。
あと時々はさまれる現代パートも母親がキチ☆イすぎて読むのがしんどい。特に野球場でホーム突入する選手にタックルするシーンはもはやギャグですね。
終盤などは結末をみるためだけに読んでましたが、あの終わり方は好きです。ハッピーエンドでもなくバッドエンドでもない感じ。
まとめると、中盤はダレるけど母親のキ☆ガイタックルと結末のために読む価値あり。
ちなみに一番好きなキャラクターは我猛くん
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-01-26 04:21:57] [修正:2012-01-26 04:22:58] [このレビューのURL]
7点 こみっくはさん
有名な作品なので読んでみました。
展開につぐ展開、常に読者をハラハラさせてやろうっていう勢いが感じられます。
何があるか分からない世界で、希望を感じられるものを発見するかも、という少しの期待を持ちつつ、裏切られながら一気に読みました。
SFあり、ファンタジー(空想と現実がごっちゃになる等)あり、恐怖あり。
恐ろしい雰囲気を醸し出す手法はさすがです。
あまりの超展開や、こども達の行動心理の唐突さにとまどう箇所も。
説得力がちょっと弱いようにも感じますが、当時漫画が今よりもっとこどもを対象にされていたこと、当時としての新しさを考えると、とてもクオリティが高い作品です。
こどもの頃に読んだらもっと衝撃が強かったハズ。
こども達が使命感を持って戦ったり、小さい子達を守ろうとする姿勢に好感が持てます。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-01-12 20:18:34] [修正:2011-01-12 20:18:34] [このレビューのURL]
8点 ジブリ好き!さん
Dir en greyとコラボしてくれたおかげで知ることができた作品。
はっきり言って怖かった。
「ぼろきれになるまで戦ったんだね…」というセリフ。
おぞましすぎる僕らの末路、新人類…
生理的に受け付けないって感じの恐怖を体験しました。
TVのインタビューや対談で良く出ますが、楳図先生はどう描けば人が怖がるか、恐怖を感じるかを徹底的に研究したそうです。いや、マジで怖い。この作者以上に恐怖を感じることはないでしょう。「なるたる」も「サイコ」も彼の作品の前ではグロくない!
パニック・サバイバルのジャンルだけど、ここまで完成度が高いものは映画でもないと思う。
劇的な展開、残酷な運命、それでも結束し、希望の光を見失わない子供たち。小学生とは思えない知力・精神力だけど、少年漫画なので許す!
地下鉄を辿っていく場面は猿の惑星(リメイク版じゃないよ)を思い出しました。先の見えない展開、恐怖心が、まるで自分がそこにいるかのような臨場感を生み出す。漫画でここまでシンクロで来たのはこの作品のみ。
楳図だからグロいのはしょうがない、と思えれば良質な名作以外の何物でもない。Happy Endじゃないけど、ちゃんと最後に希望も残されている。ぜひお勧めしたい作品だ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-12-17 23:07:47] [修正:2010-02-18 17:43:33] [このレビューのURL]
9点 BPさん
IQがやれ高すぎる、現実味が無いとか、スプラッター的描写がくど過ぎるとか・・・。そこじゃないでしょこの漫画の魅力は(笑)
的外れな連中のせいも相まってこの位置か
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-05-10 03:32:50] [修正:2008-05-10 03:32:50] [このレビューのURL]
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