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7.28点(レビュー数:14人)

作者小花美穂

巻数10巻 (完結)

連載誌りぼん:1994年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-27 19:15:00

あらすじ 劇団に所属し、テレビ番組にも出演している小6の主人公・紗南のクラスは、リーダー羽山を中心に男子が若い担任をいじめて授業ができないくらい大荒れ。
あまりの状態に、紗南は我慢できず……。

備考 1996〜98年にテレビ東京系列にてテレビアニメ化された。
1998年に第22回講談社漫画賞少女部門を受賞。

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こどものおもちゃのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全14 件

7点 kuroneko3298さん

芸能界で人気子役紗南ちゃんはクラスの問題児羽山君をなんとか更生させようと大奮闘!!彼女の元気でとぼけたキャラが最高に楽しい作品だ!!

しかしながら 羽山君の中の悲しみの扉が開くとともに---
紗南ちゃんの彼以上に重い扉が開き始めてビックリ展開に----!
ギャグマンガ!っと思われてる方も多いかと思いますが実はこの作品。
衝撃の問題作なのです-----!!
 
この作品の子供達はみな無邪気で普通の子供たちだ。
しかし、彼らの中には 放任・過剰な期待っと、親の愛情への不振感で病んでいく子供達の姿が--。その連鎖がいじめへと発展する様が描かれてます。
小花氏は、そうした彼らを「友情」で乗り越えさせていますが・・

子供のおもちゃ・・
 それは親の愛情なのだと
 静かに訴えているような気がします・・。

 泣いたり笑ったり怒ったり喧嘩したり--大変です。
  でも だからこそ元気をもらえるそんな作品難だと思います
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-01-25 13:37:29] [修正:2013-01-25 13:43:03] [このレビューのURL]

8点 lillyさん

愛蔵版で「Deep Clear」が出たので、
これを機会に読み返してみました。

初めて読んだのは、中学に上がる頃ぐらいで、
ちょうど紗南と同年代でした。
連載終わって数年たったころですが。
10年ほど前です。


まあ、少女漫画(りぼん漫画)なので、
目のキラキラとか、少女漫画タッチのイラストでは当然あり、
そこに違和感がなければ、
まず年代問わず読んでみろ、と私なら言います。

というのも、
コミックを買って読んでいたあの時と現在とで、読み方がだいぶ変わってくるんですよね。
母もこの漫画のリピーターでしたが、今の私は、たぶん母と同じような観点で読んでいるのだろうな、とも思います。

たぶん、年齢が上がるにつれて、
いろんな経験とか感情とかを超えて、
あの時以上に、作品に入り込みやすくなったのかなと。

あの時は、暗さよりも明るさのパートのほうが好きでしたが(なので後半ほど「???」となった覚えあり^^;)
今は暗さのパートもしっかり感情移入して読んでしまっていました。


私はRMCしか持ってませんが、
一巻の四コマ、ハヤガー、「いけいけ!かれんちゃん」(藤井みほなさんの漫画)との合作、「とげとげのたまご」と、番外を読むのも楽しかったですね。「かれんちゃん」までは笑いながら楽しめる感じです。


私にとって、読み返しても楽しめたので、
「何度も読み返してしまうような」作品だったと言えるので、8点とさせていただきました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-09 22:37:28] [修正:2011-01-09 22:37:28] [このレビューのURL]

7点 いーらびさん

育った環境や過去の経験から人格形成され、出逢いを通して徐々に変化していく、
そんな人間の過程を描くのに長けている(とりわけ、心を病んでいる人間の描き方が上手い)。
キャラ全員にその配慮が行き届いているため、一人一人の存在感が濃い。
人間関係も骨太で薄っぺらな印象を受けず、しっかりと作り込まれた世界にグイグイ引き込まれて行く。

また、明るさと暗さ、軽さと重さが絶妙なバランスで仕込まれているので、それだけ人間というものがリアルに感じられる。
脆く壊れ易い反面、芯は強いのだということ。受け止め方のズレやすれ違いが難しくさせる人間関係も、赤裸々に語られて嘘臭くない。

斬新で特異な設定の上に、キャラがしっかりと立っており、人間を掘り下げるような独特の展開に面白さを感じる。

一風変わった少女漫画。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-15 10:37:51] [修正:2010-07-20 15:38:05] [このレビューのURL]

6点 ITSUKIさん

「りぼん」の漫画ではじめてまともに読んだ漫画で、当時読んだ少女漫画で一番好きでした。
一番の理由はギャグパートのハイテンションっぷりが面白かったからです。とっつきやすい。

序盤はいじめとか学級崩壊とか読んでて嫌な気分になる展開が多かったのですが、徐々にデレを発揮していく羽山はまさに少女漫画でいうヒロインって感じで良かったです。
羽山が今まで読んだこと無いタイプのキャラだったのも印象に残った理由の一つかも。

ギャグが面白かった印象が非常に強いのですが、ストーリー自体は割とシリアスな部分も多かったです。
少しドロドロした感じは少女漫画らしいと思います。最後が完全なハッピーエンドとならなかったあたりも。

絵は当時は目がキラキラしてて上手だなぁと思いましたが、改めて読んでみると目が異常にデカくてビックリ。
ザ・少女漫画って絵でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-23 00:30:05] [修正:2010-03-23 00:30:05] [このレビューのURL]

5点 bugbugさん

当時姉が買ってくるりぼんを熱中して読んでたことを思い出します

読み返す機会があったのでレビューしますが
キャラクターの幼稚さと、納得できない思考回路
大人の鑑賞に耐えうるマンガではないと感じました
学級崩壊の描写も解決方法も子供だましです

子供のころは結構楽しめてた気がするので
+1点

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-26 18:49:49] [修正:2009-01-30 16:50:04] [このレビューのURL]

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