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7.5点(レビュー数:24人)

作者荒木飛呂彦

巻数1巻 (完結)

連載誌短編集:1999年~ / 集英社

更新時刻 2011-01-12 13:04:14

あらすじ 荒木飛呂彦の奇妙な短編集。収録作品は以下の5本。

死刑執行中脱獄進行中
ドルチ 〜ダイ・ハード・ザ・キャット〜
岸部露伴は動かない
デッドマンズQ 前編/後編

備考 短編集のため連載開始年には発行年を記載。

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死刑執行中脱獄進行中のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全24 件

7点 punpeeさん

[ネタバレあり]

個人的に生き生きしている頃の荒木先生の作品です。

ただ、作者自身も語っている様に、基本的にはアイデアは長編(連載)用に取っておくので、
そこから外れたしょぼいアイデアを、持ち前の勢いと演出力で膨らませた様な短編ばかりです。笑

それだけのネタでそこそこの読み応えにしてしまう辺りは流石です。
何て事ないテーマを色んな角度から膨らましながら一つのネタにしてしまう、ガキ使フリートークの松本人志の様な感動はあります。

褒めてるのか褒めてないのか分からないレビューになりましたが、
「岸辺露伴は動かない」は傑作だと思っています。
ジョジョ4部でたかがジャンケン描写を異様に盛り上げた様に、ポップコーン食べにここまで緊迫感を持たせるのか。。。と、当時の衝撃が忘れられません。


装丁も凝っていて素敵です。
カラーページも再現してますし、良い買い物でした。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2017-07-31 19:58:17] [修正:2017-07-31 19:58:17] [このレビューのURL]

9点 団背広さん

副題を付けるなら「荒木飛呂彦の奇妙なミステリー」。
全編に渡って炸裂する荒木節!ただ、ジョジョとは違ってアイデアを強く前に押し出したような部分が大きく、そこがまた新鮮。
おそらくジャンプに読切で載った当時、自分含む多くの小学生にトラウマを与えたであろう「岸辺露伴は動かない」も収録されてます!
また、表題作「死刑執行中〜」と「ドルチ」はどちらも密室スリラー的な話なのだが、片方は牢屋、片方はヨットの上とまったく違う舞台であるのが面白い。そしてどちらも驚かせてくれる。必読!

ジョジョ4部の外伝となる「デッドマンズQ」も収録されているので、荒木ファンもしくはジョジョってどうなのかな?なんて思ってる一見さんにもオススメします。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-05-06 10:22:22] [修正:2005-05-06 10:22:22] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

まさに荒木ワールドォォォォォ!!

この独特の奇妙さ、世界観、相変わらず最高です。
岸辺露伴や吉良吉影が出てくるので、
ジョジョの番外編という感じです。
ちょっと高い本なのですが、
ジョジョファンなら、本作と同等の面白さを
味わえます。

◇この作品の個人的価値=全1巻で 1200円也。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-07-03 23:44:41] [修正:2005-07-03 23:44:41] [このレビューのURL]

9点 noriさん

[ネタバレあり]

荒木飛呂彦の魅力が十二分に凝縮された短編集。
週間連載のジョジョでも凡人には思いつかないようなアイデアをばんばん盛り込んでるが
荒木が練って書くとここまですごいものが書けるのかと驚かされる。
もはや芸術の域。
すべての短編のクオリティーが高く
綺麗なまとめられている。
個人的にはデッドマンズQがかなりハマった。
スタイリッシュな雰囲気を上手くつくってて世界にのめりこめる。あと作品には岸部露伴と「あの人」が出てるので
ジョジョファンはニヤリとできるはず。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-03-29 22:10:41] [修正:2005-03-29 22:10:41] [このレビューのURL]

7点 pazzoさん

すごく面白いんだけど、やっぱりこの人はジョジョだと思う。
荒木飛呂彦の良さって長編で最も発揮されるのかな、と思った。

死刑執行中脱獄進行中はかなり好き。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-08-29 09:46:54] [修正:2013-08-29 09:46:54] [このレビューのURL]

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