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6.75点(レビュー数:12人)

作者大高忍

巻数37巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:2009年~ / 小学館

更新時刻 2010-03-16 21:31:01

あらすじ 砂漠のオアシスの町に現れた少年の名はアラジン。ひ弱そうだけれど、魔法の笛を吹くと、筋肉隆々の巨人が体だけ現れ助けてくれる。友達になったアリババと迷宮探検へ出発だ――アラビアンナイトをモチーフにした冒険ファンタジー。(参考:読売新聞)

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マギのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

9点 いそいそさん

 漫画を読んでいて、ストーリーがよく練られているなと感じられる作品は多いですが、マギはその中でも群を抜いていることは間違い無いと思います。
 雑誌に連載されていて、巻数が多い作品ほど、ストーリーのねじれや脚色(と言っても漫画なんですけど)のために無理なこじつけ伏線の感じがあるシーンが見られるようになるのではと個人的に思っています。その点で言えば、マギはストーリーがものすごい丈夫な背骨に支えられて、一つの完結した世界を大河的に完成させた大作であると言えます。
 ただ、もう少しメタファーぽさがあルほうが好きと言う人もいると思いますし、ほしかったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-12-18 21:23:12] [修正:2019-12-18 21:23:39] [このレビューのURL]

9点 Aikouka3さん

アラビアンナイトをモチーフにした世界観はありがちなようで今まであまりなかった世界観。3巻くらいまでは、アラジンが仲間を増やしながら迷宮を攻略していく感じかな、と思っていたら、国家間の戦争など、割と陰鬱なストーリーになっていったのに驚いた。話の膨らませ方が上手くて、かつ、考えさせられる場面も多い。設定もストーリーもよく出来ていると思うし、読み応えがあって良い。キャラの心情描写とかは女性漫画家らしい丁寧さがある。ストーリーはシリアスなんだけど、ちょくちょくギャグを挟んでくる所も良い。ただ、戦闘シーンの盛り上がりはイマイチ。あと、絵は丁寧で見やすいんだけど、迫力にかける。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-05-16 23:39:28] [修正:2014-05-16 23:47:21] [このレビューのURL]

9点 臼井健士さん

今迄にあったようであまり見なかった「アラビアン・ナイト」の世界観を下地にした正統派冒険漫画。

「ジン」「マギ」「ルフ」
謎に満ちたキーワードの数々が散りばめられ、心躍る。

基本は「旅」である。世界各地を駆け巡るのだ。
そして多くの土地で「出会い」を重ねる。それが仲間を作っていく。

立ちはだかるのは「迷宮」。行き着くのはお宝か?それとも「それ以上の何か?」か。
迷宮突破という「山場」が用意される。

度々、ワープして舞台が変わるため、世界の広さの全貌が明らかにされていないことが返って無限の可能性を感じさせる。
作者は女性というのも異色。「少年誌向けの絵でありながらも、女性ならではの繊細さを感じさせる場面」がいくつもアリ。

久しぶりに夢中になってページをめくった経験に忘れかけていたワクワク感を思い出させてもらった!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-25 23:23:34] [修正:2012-01-25 23:23:34] [このレビューのURL]


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