さよならフットボールのレビュー
7点 トニーモンタナさん
色んな意味が内包されている良いタイトルだと思います。
小学生から中学生になっていくにつれて、
男女間の性差など思春期の複雑な心情も丁寧に描かれています。
弱者が自分の弱みを認めながら持ち味を活かして、
強者に立ち向かう展開は胸熱です。
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[投稿:2016-11-28 19:39:40] [修正:2016-11-28 19:39:40] [このレビューのURL]
5点 jdf54jさん
どう見ても打ち切りなんだろうが、2巻でやれる事全部消化してるので
半端な内容で終わっているわけではない。
男の体格でゴリ押しするサッカーが嫌いなサッカー少女が
テクでなんとか見返してやろう、というお話。
当然年を取る毎に体格差は開いていくので、中学生の今が
最後のチャンスと思い奮闘するのだが
その姿が健気で支えたくなる。
絵柄はサッカーに向いてないが綺麗。サッカーを交えた青春モノの
側面もあり、軽いギャグがちょこちょこ入ってるの
もあいまって、サッカーに興味がなくても読みやすい。
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[投稿:2012-04-09 09:21:23] [修正:2012-05-16 00:50:19] [このレビューのURL]
7点 booさん
サッカー漫画の異色作にして個人的なベスト。まあ純粋なサッカーだけを描く作品ではないんで、一括りにしたら怒られるかもしれませんが。
女の子にも関わらず男子サッカー部に所属する恩田希。部内で随一のテクと創造性を持つも女の子ゆえに試合には出れない。しかし新人戦の1回戦に彼女はどうしても出場したい理由があって…。
この作品はサッカーにおける体格の重要性、男と女の違い、女子サッカーの現実、少年少女期の終わり、など欲張りなほどテーマをたくさん盛り込んでいる。
確かにそれらは興味深いけれど、そのおかげで楽しめたのかというと少し違う気がする。
では何がこの作品のすばらしい所なのか。
次に飛ぶためには、体を屈めなければいけない。
恩田は誰よりも低く屈んだからこそ誰よりも高く飛ぶことが出来た。誰もがそう、見とれてしまうほどに。
澱のように溜まっていたものが開放される時にカタルシスが生まれる。その点でさよならフットボールのカタルシスは半端じゃない。2巻の途中から鳥肌立ちっぱなし、そしてクライマックスではもはや鳥肌の上に鳥肌が立ったかのように感じてしまう。そしてひしひしと伝わってくるサッカーの楽しさ。
まさかサッカーで泣かされようとは…。
「ノンちゃんのフットボールには夢がある。」
まだ読んでない皆さん、あなたも恩田希のフットボールに魅せられてみませんか?
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[投稿:2011-09-10 13:11:02] [修正:2012-01-22 22:15:27] [このレビューのURL]
9点 ショーンさん
サッカー好きには是非読んでほしい隠れた名作。
それとこの作者は大化けしそうな予感がします。そういう意味でも注目して欲しい
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[投稿:2011-09-03 18:27:16] [修正:2011-12-16 08:23:15] [このレビューのURL]
8点 daiho_さん
少女が主人公のサッカーマンガ。
あっさり読めてしまう作品だが、ところどころに良い言葉がちりばめられている。
主人公は女の子なので大きくなるにつれてフィジカルでどうしても
男の子の負けてしまう。それをどうするかという作品なのだが
これは女の子だけの問題じゃなく日本と世界でも言えることだし
子供のころは体格が良かった男の子があまり背が伸びず、昔は相手に
ならなかった子たちにどんどん追い越されていくことだってある。
フィジカルで負けてしまい自分が固執してしまうのだがそこが盲点で
他に勝てるところを探せばいい。
そんな単純なことだがうまく女の子を主人公にして書けてる。
本当にこの主人公は楽しそうにサッカーしてる。
2巻で終わるのがおしいが、またそれが良かったとも思える。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-01-31 00:58:06] [修正:2011-01-31 00:58:06] [このレビューのURL]
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