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7.33点(レビュー数:6人)

作者みずしな孝之

巻数11巻 (完結)

連載誌まんがくらぶオリジナル:1994年~ / 竹書房

更新時刻 2010-08-15 12:32:36

あらすじ 「サボテンを枯らす女」明日香や仲間達のゆるーいキャンパスライフ。

備考 「まんがくらぶオリジナル」のほか「まんがくらぶ」「まんがライフオリジナル」にも掲載された。

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幕張サボテンキャンパスのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全6 件

8点 拙僧若輩にてさん

 これは面白い。

 みずしな孝之は4コマ漫画の何たるかをよく知っている。

 特筆すべきは4コマだけでなく、4コマごとの題名までフルに使って笑いを取るところ。

 例を挙げてみると

 題:正解はD

 1コマ目
 試験中、四択の答えが絞りきれない。
 ふきだし(AかCなんだよなぁ)

 2コマ目
 ふきだし(隣のヤツの答えをみてやれ)
 と隣を覗く

 3コマ目
 隣の人の解答はB

 4コマ目
 頭を抱える
 そして題名を見ると……

 といった具合。

 萌えよんが始まるより前の時代の良き四コマ漫画。萌え要素は無いがその分ネタの練り方と構成には抜きん出たものアリ。
 面白い4コマ漫画を読んでみたい方には是非にと推せる良作であります。 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-01 11:36:23] [修正:2011-07-01 11:36:23] [このレビューのURL]

6点 まれらさん

新聞四コマのような普遍性をあえて捨て、続けて読まなければ理解できない深くて狭い世界を綴っている。よくある四コマだと思って適当な部分だけをつまみ食いしても、あまり面白くないだろう。四コマのくせに「順を追って」「続けて」読まなければ味が出てこない面倒な作品。
その代償としてキャラクターの確立は大成功で、小ネタの積み重ねで時代や人物像を浮き彫りにしていく手法はなかなか見事である。郷愁にゆるいギャグを織り交ぜやがて感動へもっていく構成が、最初から意図されたものかどうか不明だが、間延びしながらもなんとかフィナーレまで描き切っている。
怠惰で無意味な大学生活を経験した覚えがある者にとっては、じわりと記憶が蘇るような作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-15 21:05:02] [修正:2008-01-15 21:05:02] [このレビューのURL]

9点 friendstudioさん

説明文どおり(笑)だらだら進むマンガ。
大学生という一生でも掛け替えの無い時間を
のほほん、時に強引な(笑)ギャグで鮮やかに描き出す。
大学卒業後も数年間連載が引き伸ばされる点はよく批判対象にされているので、
その部分もたしかにマイナスではあるが、
ゴールインまでのラスト2年間の怒涛の展開は現在も色あせない見事な出来。
「こんな楽しいときだって、永遠ではない」
八年間に及ぶ長期連載で作者が伝えたかったメッセージは、全巻読み終えた後に、
ようやく気づくことが出来るのだ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-11-09 19:12:17] [修正:2005-11-09 19:12:17] [このレビューのURL]

6点 チェイサーさん

ほのぼのした(ゆるい)雰囲気の4コマ漫画。
爆笑はありませんが、「あるある」や「くすっ」はあります。
後半はひっぱりすぎ。キャラも増やしすぎ。
個人的には6巻まででOK

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-12 01:18:17] [修正:2005-10-12 01:18:17] [このレビューのURL]

7点 真樹さん

個性豊かな大学生達のほのぼのドタバタな日常を描いたギャグの良作。
ただ、若干引っ張り過ぎたかなって感はある。好きですけどね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-09 03:33:38] [修正:2005-06-09 03:33:38] [このレビューのURL]

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