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10点(レビュー数:1人)

作者小島剛夕

原作小池一夫

巻数14巻 (完結)

連載誌漫画アクション:1978年~ / 双葉社

更新時刻 2010-06-06 06:13:41

あらすじ 無私の愛ゆえに、離れ離れになる二人――。武士を捨て、家を捨て、求め合いながらもさ迷うケイと可憐の青春大河ロマン! 引き裂かれた婚約者・可憐を探して旅を続けるケイ。はたして二人に再会の日は訪れるのか――?

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ケイの凄春のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

10点 朔太さん

小池一夫と小島剛夕のコンビの代表作は、なんといっても「子連れ狼」だが、それに続く不朽の名作はこれ。サムライの筋の通し方が常にテーマである。本編では、証刑一郎と可憐の愛がベースにあるが、公への身の処し方を優先した愛の姿を表現する。貫きたい自我と、悲壮な自己の抑制の姿のバランスが主人公の周辺ならびに読者の魂を揺さぶる。
日本人が美しいと思う精神を見事に表現してくれている小池一夫と小島剛夕の作品は、世界に類を見ない日本固有の文化であり、後世にわたりこの日本の精神文化を分かり易く世界に紹介できるツールに成り得る。
多くの日本人に共感を呼ぶはずの精神世界。思い出してほしい、日本人のこころ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-06 06:33:21] [修正:2010-06-06 06:33:21] [このレビューのURL]


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