ハイスクール!奇面組のレビュー
8点 健太(99)さん
奇面組はすごい。
零さんが交通事故にあって唯ちゃんが父親と医者の会話を聞いたり零さんの遺書を見つけたりして勘違いして零さんが脳腫瘍で死ぬとおもう。
で、みんなにいって大笑いされる。
結局間違いに気づくけどみんなに笑われて昨日寝ている零さんにキスしたこと思い出してはずかしがって怒って出て行く。
病室では零さんが唯ちゃんをどうおもっとるかって話になって好きだってなって、そのとき病室の外では唯ちゃんが零さんが脳腫瘍じゃないとわかって「よかった」とつぶやく。
その後みんな実家ついだのが分かるようになっとって零さんが偶然通りかかって自転車に乗っていくか聞く。
そして零さんの自転車にのっとるときに3年奇面組みの第一話の光景にもどる。
そこには中学生の唯ちゃんのなかに確かに最終回での唯ちゃんがいた。
というのが大体の奇面組のラストです。
何がすごかったかと言うたらやっぱり偶然通りかかった零さんが唯ちゃんの座るように座布団をもっとったことやろう。
ふきだしにいれずに作者もそのことに触れる。
零さんが偶然と言ったことは照れ隠しだということを誰もに気づかせる。
なんだかんだで変らないみんなとであった後にそのままの流れではじめて、唯ちゃんに分かる形で零さんの気持ちを表す。
そして中学生の唯ちゃんは奇面組のいない世界で千絵と最初の話と同じ会話をする。
その唯ちゃんに寂しさはない。寂しさを持つのは読者だ。
その寂しさは座布団を用意した零さんから来る。
奇面組の最終回はすごい。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-04-04 19:17:08] [修正:2009-06-20 02:07:36] [このレビューのURL]
7点 mangasukiさん
色々と言われることの多い最終回ですが、僕的にはかなり好きです。
でもどっちかっていうと「3年奇面組」の頃の方が好き。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-06-28 23:17:12] [修正:2005-06-28 23:17:12] [このレビューのURL]
3点 Leonさん
個人的には毒があったほうが笑えるので、これはちょっと
キツイです。下ネタがないことやギャグ漫画で画力が高いのは
評価するけど、肝心のギャグはあまり笑えないのでこの点数で。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-09-20 22:39:41] [修正:2024-05-30 22:27:26] [このレビューのURL]
8点 臼井健士さん
ギャグ漫画として私が他人に薦められる数少ない作品のひとつ。
とにかくギャグ漫画で、ある意味常識になっている「下手な下ネタに走って、(主に)小さな男の子に気に入られようとする」作風が全く見受けられない。これは作者様のポリシーだと信じているのだが、貫徹しているギャグ漫画がいくつあるのか?。
所謂、一般人とは少々毛色の違った「個性的な登場人物たち」を「属性」ごとにいくつかのチームに振り分けて登場させ、それぞれの集団同士もしくはその集団と一般人たちとの間に巻き起こる「騒動の顛末のおかしさ」を学園を舞台に展開させていくというスタイルがヒットの理由だったと思う。
問題に挙がっている「最終回」の実は・・・これまでのお話は全部、中学時代の唯ちゃんの空想だった・・・は誰も予想もしていなかったラスト。しかししかし、私はこのラストのコマは「奇面組」の登場へと続く布石だと考えます。つまり空想・・・だと思っていたけれど、廊下を曲がったら「空想と同じように」奇面組の面々と出会いました・・・・っていう明るい未来(楽しい未来)を暗示した終わり方だ。決して「あんな楽しい面々」も実は存在していなかったんです・・・・なんていう絶望的な雰囲気では有り得ない。
「ギャグ漫画の終わり方」ってストーリー漫画以上に難しいと思う。それを考えるとラストシーンもなかなかの締め方ではなかったかな、と。まあ奇面組は正確には「ストーリーギャグ漫画」でしたか。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-08-03 22:19:46] [修正:2013-08-03 22:19:46] [このレビューのURL]
8点 透明なギタリストさん
僕が一番影響を受けた漫画。
自分の恥ずかしいところを個性という言葉で曝け出した作者にはあっぱれです。
最終回の評価はさんざんですが個人的には引くというよりもものすごい寂しさを感じました。作中作者も言っていましたが、零くん達が卒業と同時に連載を終わらせるべきだったと思います。
アニメもすごく良かった。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-10-20 01:07:17] [修正:2010-10-20 01:07:17] [このレビューのURL]
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