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6.5点(レビュー数:4人)

作者大和和紀

巻数8巻 (完結)

連載誌少女フレンド:1975年~ / 講談社

更新時刻 2010-11-02 00:22:56

あらすじ 時は大正、ロマンのご時世。17歳の女学生・花村紅緒は、当時はやりのハイカラさん。しかも酒乱でケンカ好きのジャジャ馬。そんな彼女に、伊集院少尉なる婚約者が現れた!親の決めた相手と結婚なんて!?大正ロマン・コメディーの決定版!!

備考 1977年(昭和52年)度、第1回講談社漫画賞少女部門受賞。
1978年にテレビアニメ化されたほか、1979年にテレビドラマ化、1987年に実写映画化されている。

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はいからさんが通るのレビュー

点数別:
1件~ 4件を表示/全4 件

7点 鈴森一さん

私が小学生の頃、南野陽子主演の同名映画が流行していて、その影響もあってか、クラスの女子にこのマンガを読んでいる人もいました。
私は当時この作品に対してチャラいイメージを持っていたため、読むことはありませんでした。
その時期から35年ほど経った2020年、すっかり中年となった私は、ふとしたことからこのマンガを読む機会に恵まれました。

・・・面白い!!

私はすっかり「はいからさん」に魅力されました。
軽いノリなのに、主人公の半生がしっかり描かれています。コメディ要素と大河ドラマ要素が両立しているところが素晴らしいです。

ずっと食わず嫌いでいたことを後悔しました。

そして小学生の娘にもこのマンガを読ませたところ・・・大好評でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-01-25 03:22:08] [修正:2022-01-25 03:23:09] [このレビューのURL]

5点 朔太さん

男尊女卑の世の中の既成概念を打破したい女性
「はいからさん」の奮闘記。
しかし、理解があってしかも権力を持つ男性の
婚約者の後ろ立てがあってのことと、
斜めに見たくなります。
それは、やはりご都合主義の展開だからですが。

難しいことを言わなければ、ただただ楽観的に
生きる手助けにはなりそうです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2020-05-30 07:28:09] [修正:2020-05-30 07:28:09] [このレビューのURL]

7点 臼井健士さん

絵柄がちょい古いのですが、大正時代を舞台にしながらも事実上「時代背景を無視した」と言っていい大河ラブコメディ。

とにかく登場人物の大多数が酒乱で(笑)、酒が原因で揉め事に至る確率高し。主人公の紅緒も可愛い外見に反した男勝りで騒動の中心にならずにはいられない。シリアスなシーンとコミカルなシーンとの描き分けがしっかりと出来ていて、シリアスなシーンでは感動し、心を揺り動かされつつもコメディのシーンでは思い切り笑えてしまうというメリハリの良さが魅力。

ラスト近辺では「関東大震災」を絡めて、動乱の中で離れ離れだった少尉と紅緒が結ばれるシーンは感動的。
番外編では別世界のパラレル・ワールドに行ったりして・・・・って「大正ロマンス」のはずなのに(笑)。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-05 11:31:39] [修正:2011-11-05 11:31:39] [このレビューのURL]

7点 ankoさん

大正時代を背景としたラブロマンス(コメディ要素高いけど 笑)

少年、青年、少女漫画に限らず、大正時代をフューチャーした数少ない作品です(自分は今作しか知りません)

大正時代の風物、事件、思想なども堅くならない程度に取り入れられており、ただの少女恋愛ものとは一線を画してると思います。

個人的な印象としては日本版の風と共に去りぬといった感じでしょうか。もっともラストは良くも悪くも異なりますが。

もう少し主人公の恋人役である男子に、造形含めてリアルティがあった方が、より作品が締まった気もするんですけど、でも今作コメディ部分も高いし仕方ないのかな?

過去にアニメや映画、舞台演となっており安心して楽しめる作品じゃないですかね。



ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-01 00:26:48] [修正:2011-11-01 00:26:48] [このレビューのURL]


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