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5.33点(レビュー数:3人)

作者大島永遠

巻数2巻 (完結)

連載誌漫画アクション:2010年~ / 双葉社

更新時刻 2011-03-20 12:49:49

あらすじ 父・大島やすいちを筆頭に、父母姉妹、一家4人全員漫画家という大島一家!
家族史とマンガ史が交錯する世にも稀なマンガ家一家のすべてを長女・大島永遠が描いた愛と笑いとオドロキの実録エッセイコミック!

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まんがかぞく 一家4人全員漫画家のレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

4点 torinokidさん

この方が大島やすいちの娘ってのは知らなかったなあ。

家族全員漫画家ってのは素直に凄いですね。
恐るべし、大島一族。

ただし作品的にはちょっと食い足りない感じ。
なんか手前味噌感が漂っていて、
マンガとしてもエッセイとしてもイマイチ。惜しいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-07-04 08:40:49] [修正:2013-07-04 08:40:49] [このレビューのURL]

4点 booさん

父母妹そして作者の一家4人がみんな漫画家という自らの特殊な家庭を描いた大島永遠のエッセイ漫画。

本当かよ!?と疑ってしまうくらい世にも奇妙な家族ですね。こんな家族は日本中探しても大島さん一家だけじゃないだろうか。父が「バツ&テリー」を描いた少年漫画家の大島やすいち、母がレディコミ漫画家、妹は4コマ漫画家ということでまさに事実は小説より奇なりを地でいくエッセイです。

しかし今の所は淡々とひとりひとり家族を紹介しているだけの漫画にしか思えず、その題材の特殊さを活かせてるとは言い難い。身内話に終始されてもこちらとしてはそれが読みたいわけではないし、何がおもしろいのかが分からなかった。題材をうまくエッセイとして昇華できてないからなのか、私にはこの漫画の方向性が見えません。
ママはテンパリストやダーリンは外国人など成功したエッセイ漫画はどこが自作品の強みなのかを分かった上でおもしろおかしく描いている。まんがかぞくの一家全員が漫画家という強みがおもしろさに繋がったシーンというのがまだ1巻にも関わらず皆無に近いのはそれだけで致命傷だし、ネタが先細るであろうこれから先が不安だなぁ。

久々に毒にも薬にもならない作品を読んだなという感想です。眺めるように見てました。唯一印象に残ったのは作者の師匠である里中満智子の仕事部屋に当時の大物漫画家が勢ぞろいするシーン。あれには驚いた。
題材が興味深すぎるだけに、ただの私小説みたいな作品に仕上がってしまったのは残念。絵も話も私の中ではまさに4点でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-08-01 00:06:42] [修正:2011-08-01 00:39:38] [このレビューのURL]

8点 ITSUKIさん

「女子高生」などで知られる大島永遠先生が、「一家四人全員が漫画家」というその特異な家族関係を描いた自伝漫画です。

父・母・妹一人ずつスポットをあてて、それぞれ各人と作者に関するエピソードを描いていくという構成です。
家族の面々の描写は作者の誇張も多少はあるとは思いますがなんとも個性的。
絵も整っていて癖がないですし、元々ギャグが得意な作者だけあり特徴を捉えてわかりやすくネタにしてくれています。
自分自身の生い立ちと、作者の生い立ちのあまりのギャップに「こういう環境で育てばそりゃあ漫画家になるわ」ってちょっと感じた程でした。
(実際はそんな事ないんでしょうが、それ程にやっぱり珍しいなと思います。)

同じ職業についている事から、単なる家族関係だけでなく「漫画家」として見た時の家族への印象の違いなども描かれていて、それが現在の作者へも影響を与えているのかなと思うと興味深かったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-17 00:36:54] [修正:2011-04-17 00:36:54] [このレビューのURL]


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