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6点(レビュー数:1人)

作者村田雄介

巻数1巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:2008年~ / 集英社

更新時刻 2011-05-13 00:42:33

あらすじ 『アイシールド21』の作画担当漫画家・ムラタ(村田雄介)が、編集者から漫画家への転進を目指すムラタの担当編集者・サイトウ(実在のWJ編集者・齊藤優がモデル)にマンガの基礎を教えるメタフィクションストーリー。(wikipediaより)

備考 「鳥山明のヘタッピマンガ研究所」のリメイク作品。
月1連載

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ヘタッピマンガ研究所Rのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

6点 ITSUKIさん

これはどっちかというとハウツー本の類じゃないのかって思ってましたけど、読んでみたら一応ストーリーがありました。

漫画ってどうやって描くのか、描くのに何が必要なのかというホントのスタート地点から始まり、そこから「より良い絵を描くには」「より良いキャラ・ストーリーを作るには」という点を掘り下げていきます。

作画に関するアレコレは村田先生の本業ですが、その他の漫画の「内容」については「自分は作画屋だから」、と一歩引いて別の作家をゲストとして登場させる構成です。
ゲストには「いちご100%」の河下水希、「トリコ」のしまぶー、そして「HUNTER×HUNTER」の冨樫義博などなど。
「漫画家」と自分は違うとキッパリと割り切っている村田先生のスタンスはプロ意識を感じさせられました。
それとまさか「たけし」の絵をもう一度ジャンプで見れるとは思いませんでした。
ジャンプは本当に面白い漫画さえ描ければ他に寛容ですね。

より面白い漫画の描き方をやさしく丁寧に解説してくれるありがたい本…
人によっては実際に為になっているのかもしれませんが、作中で言及されているように、漫画をろくに描いてないのに描き方だけ習っても描けるわけがないんです。結局は地道な努力。

しかし、自分が面白いと感じた漫画とそう感じなかった漫画の違いっていうのはこういう所から出てくるのか、感覚ではわかっていても具体的にどこに差があったのかというのがちょっとわかった気がしました。
後やはり他の漫画家が登場する回は、どんな事考えて漫画を作っているのかっていう一種のドキュメンタリーなので(特に冨樫先生とかは)興味深かったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-08-28 01:24:33] [修正:2011-08-28 01:29:08] [このレビューのURL]


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