軍靴のバルツァーのレビュー
4点 デビルチョコさん
予想以上に、きちんとした戦記漫画だった。
使用する武器や戦術を分かりやすく描いている。
また建物や軍服、兵器等の細かい所の描写が非常に丁寧。
激しい戦闘シーンはまだなく、物語としてもあまり起伏がない。
今後の展開に期待。
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[投稿:2015-02-19 21:50:49] [修正:2015-03-15 12:35:43] [このレビューのURL]
6点 そうすけさん
楽しく読めてはいるんだが、騎兵殲滅のあたりから特に
「作者の描きたい戦術、技術のためにストーリーを動かしている」感が
強く感じられるようになった。
よく「皇国」と比較される本作だが、その点ではあちらのほうが好き。
「皇国」はあくまで「人間」を動かしていたように思う。
ただもちろんあっちはファンタジー戦争漫画で、こっちは架空とはいってるもののほぼ現実の戦争漫画。比較すること事自体がおかしいのかもしれない。
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[投稿:2015-01-08 23:00:43] [修正:2015-01-08 23:00:43] [このレビューのURL]
7点 頭突き串の寿司さん
王族間の派閥争いや煽動者によるデモなど戦争と平和の狭間で起こる国家の事件を描く、架空の歴史・戦記モノ
また少数部隊によるゲリラ戦術や騎兵でのデモ隊鎮圧など少し細かそうなお話も楽しく読めちゃうため
軍記漫画に深く傾倒していなくとも十分に楽しめるのではないかと思う。
もちろんこういうジャンルが好きな方だったら文句なしでオススメできる!
主人公のバルツァー少佐は「実戦時において人格を切り離して理に従うことができる理想的な軍人」である
彼はその強さに憧れ寄ってくる生徒たちの気持ちをむげにしたりしない。
「これは生徒という駒を手懐けているだけだ」と自分に言い聞かせながらも
次第に情を移していく様に親しみやすさを感じる。
このあたりバルツァーが好印象。軍人としてエリートな側面とのギャップ萌え。笑
実際にバルツァーが戦闘に巻き込まれる展開になってきてはいるが、いかんせん強キャラ(そしてお茶目)なので緊迫感は薄い。
その代わり、キレ者のバルツァーがどういう思考で、どういう戦術を用いて敵と戦っていくのか、という視点で見てしまう。(別にシリアスさが足りないからつまらないというわけではなく)
その他にも武器や軍服、背景の描き込み、巻末の設定紹介など
マンガの端々から作品の世界観へのこだわり、作者さんの作品愛が伝わってくる
‘自給自足的マンガ’ではあるみたいだがちゃんと読者も楽しめる。
ただ、軍の士官学校が舞台ということもあり女っ気が皆無(実はいたんだけど)
しかしそこでむさ苦しくならないのは絵柄のおかげか。
絵がうまいんだからかわいい女キャラも見てみたいなーとか思ったり…
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[投稿:2012-05-03 18:38:15] [修正:2013-02-28 18:49:06] [このレビューのURL]
7点 カメ田さん
西洋版皇国の守護者に思えます。
年代は一緒くらい?場所はドイツ?って気がします。なんとなくですが。
軍事物が好きな方は読んでみてもいいかと思います。
3巻と4巻におまけ(ICカードのシールとしおり)が入ってました。
何種類かあるかは知りませんが、バルツァーとヘルムートでした。
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[投稿:2012-12-19 22:09:34] [修正:2012-12-19 22:09:34] [このレビューのURL]
7点 臼井健士さん
19世紀の西欧の架空の王国を舞台にした「戦記漫画」になるはずです。
イメージとしては「ナポレオン時代」ですね。騎兵・砲兵・歩兵がセットになっているのが軍隊。
主人公は本国から同盟国である小国の軍事学校に教官として派遣された。
だが、戦争とは無縁の片田舎では必ずしも軍事学校の教官は校長にも市民にも歓迎されてはおらず、
アウェーの土地でのバルツァーの奮闘が始まるのだった。
単なる戦争漫画ではなく、
・軍事面
・戦略面
・政治面
でのアプローチに加えて人間ドラマを盛り込む内容になるようだ。
扱いとしては「皇国の守護者」の洋風版がイメージできると思う。
「皇国?」は傑作だが、これがそれにどこまで肉薄できるのか、注目していきたい!
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[投稿:2011-10-26 23:05:59] [修正:2011-10-26 23:05:59] [このレビューのURL]
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