わたしは真悟のレビュー
8点 とろっちさん
「その頃わたしはなんにも知らなくて 思えば しあわせだった」
「もう、子供の時のわたし達には会えないわ!!」
「333ノ テッペンカラ トビウツレ」
「ボクハ イマモ キミヲ アイシテ イマス」
「人間デス。」
「わたしは 三角に なった」 「わたしは マルに なった」
「これは……子どもの終わる音よ!!」
「ワタシハ イマモ アナタガ スキデス」
「そして あとに アイだけが 残った」
この作品について多くは語りません。と言うより語れません。
いや喋ることはいっぱいありすぎるのですが、まともなレビューにはなりそうもないです。
それほどまでに違う次元で構築された作品。
読んでみて下さい。 考えてみて下さい。 感じてみて下さい。
物語とはまた別の狂気を演出する扉絵も含め、とにかく「凄い」作品であることは間違いないです。
あとは読む人がどこまで受け入れるかだけ。
「これが、わたしの生まれてきた目的だったのだ!!」
わたしは真悟。 真実を、悟るもの。 真の愛を、悟るもの。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-06-30 20:56:51] [修正:2010-06-30 21:05:39] [このレビューのURL]
8点 ガタカさん
かずおっちはこんな素晴らしい作品も書けるんだもんなぁ。自宅カオスなのにね。
自宅のセンスと作品のセンスは関係がないってことを教えてくれた作品。
そこが、一番大事。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-06-12 18:15:36] [修正:2011-06-12 18:18:11] [このレビューのURL]
9点 二軍Tシャツさん
いやもうホントご免なさい。
ほとんど解説出来ません。
ただ『傑作』とだけ言わせて下さい。
内容に関しては、
「後半の伏線(?)が回収しきれてない。結局あの島はなんだったのか良く分からない。日本人の意識って?」
との声を聞くことがありますが、結局そんなこと分からなくてもいいんです、大人の小難しい事情なんて知ったこっちゃありません。
だってさとるは「こども」なんですから。
作者が「こども」と「大人」を全く次元の違うものとして描いているように、住む世界が違うんですから。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-10-09 21:03:08] [修正:2009-10-31 19:41:15] [このレビューのURL]
10点 佐々木裕健さん
「天才と基地外は紙一重」という言葉の象徴みたいな作品である。
楳図以外ならば決して許されないのではないかというくらいの、論理的な飛躍がありまくる展開で、楳図に思い入れの無い人が読むと、その点を持ってして「失敗作」と断じられてしまう危険性もある。それはあながち間違いではなく、それほどギリギリのところで成立している作品である。
満点をつけた私自身も、この作品に対する一般的な評価、批評を見ること無しに、「名作!」と言い切れたかどうかは、自信が無い。
そういった、ある種の「偏見」「色眼鏡」がついているかも知れないと思いつつ、満点をつけたのは、
「この作品の良さは、ちっぽけな自分ひとりの力で発見できるような種類ではない」でも「良さは確かに存在する」と感じたからである。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-06-16 18:04:54] [修正:2007-06-16 18:04:54] [このレビューのURL]
6点 Dr.Strangeloveさん
何点つけるか悩む怪作。
楳図の到達点であることには違いないが
あまり好きではない。
自分の基準に照らし合わせれば
5点だが絵が余りにも巧いので+1点。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-01-24 21:19:02] [修正:2007-01-24 21:19:02] [このレビューのURL]
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