十〜忍法魔界転生〜のレビュー
8点 ITSUKIさん
最近一番繰り返し読んでいる作品。
バジリスクもY十Mも読みましたが、個人的にはそれ以上に面白い。
宮本武蔵や荒木又右衛門といった剣豪達が忍法 魔界転生によって蘇り、主人公柳生十兵衛に立ちはだかり、それを仲間と協力し打ち破っていくという感じ。
Fateの元ネタであるといわれる作品であり、山田風太郎のアイディアは今読んでも色褪せないてすね。
せがわまさきの画力もいっそう磨きがかかっていて、十兵衛は渋くて格好いいし、転生衆は凶々しく奇抜なデザインで個性豊か。
柳生十兵衛の登場は3巻からと遅く、それまでは転生衆が出来るまでを丁寧に書かれます。
十兵衛登場からが更に面白くなるのですが、事前に転生衆の掘り下げがされているので、十兵衛と転生衆の戦いは意外にもあっさり勝負がついたりします。
また、他の山田風太郎&せがわ作品と同じく、女性の扱いは酷いし、人はバンバン死にます。
敵も味方も徐々に人数が減ってきて、人数的にはもう終盤。
はやく続きを読みたいです。
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[投稿:2017-11-23 11:26:46] [修正:2017-11-23 11:26:46] [このレビューのURL]
8点 p-mcgoohanさん
映画では総大将が天草四郎時貞だったが、原作では違う。
原作小説を読んでないので、どこまで忠実なのかは知らないが
気になって読んでいる。
十兵衛一行、魔界衆たちの死闘を迫力ある絵で描いており、
そこには無駄が無い。
戦闘をダラダラ長引かせずにあっさりと瞬殺する場面も多く、
真剣勝負のリアリティが溢れている。
また、敵味方問わず女性キャラの艶っぽさが異常なまでに滲み出ている。
クララお品の十兵衛に対する表情や仕草などは、常軌を逸して艶っぽい。
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[投稿:2017-05-23 19:22:27] [修正:2017-05-23 19:22:27] [このレビューのURL]
6点 s-fateさん
魔界転生の妖しい世界観をうまく自己流に解釈していると思います。エロ面白い。
ただし剣豪の爺さんが魔界衆となったらなぜかツインテールになっていたり、童貞こじらせた坊主が同じく魔界衆になったら三つ編みミニスカ風コスプレになったり、真顔でギャグを織り込むある意味凶悪な作風に耐えられる方だけどうぞ。
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[投稿:2015-01-04 13:43:50] [修正:2015-01-04 13:43:50] [このレビューのURL]