「ぐれいず」さんのページ

総レビュー数: 25レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年01月12日

同棲や居候の話は既に多くあったが、執事となると斬新。主人公のハヤテやナギ、マリアだけでなくあれだけ大勢いるキャラの個性を描き分けているのは見事です。
そのキャラもストーリーもまずギャグありきで、そのギャグも万人受けするようなものではなく流行を取り入れたコアなものが多く、わかる人からしたら思わずニヤニヤしてしまうのですが、元ネタを知らない人からしたら寒くなってしまうわけです。(その点は久米田作品と似てる気が)私は好きなので路線を変更してほしいとは思いませんが、やるなら徹底的にやってほしいですね。
少年誌に掲載されていますが、割と大人向けなのではないかと思います。アニメも深夜34時と呼ばれるなど、意外と対象年齢は高めなのかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-13 00:25:32] [修正:2008-01-25 00:31:42] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

作者は「サッカー漫画ではない」という風な主張をしていますが、サッカー漫画としても良質かと。
キャプテン翼はじめ他のジャンプ漫画のような必殺技の類は全く登場せず、チームワーク、戦術、トレセンなど現実的で納得のいく要素が詰まっています。
序盤は主人公達が一生懸命練習し、相手の技を盗み、成長していく姿が見ていて気持ちよかったのですが、尺の関係か作者の都合からか、終盤に近づくにつれてありえないような展開が多くなったのが残念です。現実性を貫くのであればもう少し長い目で続けてほしかったです。
キャプテン翼がサッカーを始めるきっかけになるのであれば、ホイッスルはサッカーをしている小・中学生に呼びかけるものが大きいのかと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-21 03:22:12] [修正:2008-01-21 03:22:12] [このレビューのURL]

6点 DEATH NOTE

[ネタバレあり]

わかり易いながらも奇を衒った発想と各キャラの心理戦の攻防には素晴らしいものがあると思います。こちらの理解が追いつくのに少し時間がかかりますが、意図を読み取れた時は快感を憶えるほど。

しかしそれが通じるのも6巻まで(正確にはLの死まで)で、Lの後継者という発想を含めてクライマックスに近づくにつれ、無理やり完結させようとしている感が否めません。単に読むのに時間がかかって疲れてしまう、悪い意味で期待を裏切る展開になってしっまたな、と。
前半部と全体の画力には非の打ち所がなく、あまりにテーマも過程も難しい漫画なのであまり文句は言えませんが、もっと時間をとってでも後半の内容を充実させてほしかったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-15 02:16:50] [修正:2008-01-15 02:23:34] [このレビューのURL]

この作品の最大の魅力は、テーマにあると思うのです。
神の所業とも言える人体練成を試みて体を失った兄弟と、まるで神であるかのようにほぼ不死の体を手に入れたホムンクルス。人が人の生き死にを左右なんて・・・まるでブラックジャックのような主張を感じますが言いすぎでしょうか(汗
目的のため感情を露にするキャラが多く、非常に構成的にはわかりやすくなっています。その一方謎に包まれた部分も多く、(伏線とは少し違う気もしますが)今後の展開が読めない漫画でもあります。
長く続いている作品で、最近でこそ同じことの繰り返しのような気もしますがまだまだ十分期待できます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-15 01:52:34] [修正:2008-01-15 01:52:34] [このレビューのURL]

この作品の主軸は、ステージに立つとキャラが変貌する主人公達によるただの下ネタの羅列なのですが、それがくだらなく下品で陳腐(言い方は悪いですが・・・)だとわかっていても笑ってしまう、なんとも言えない惹きつけるものがあります。
そのギャグのタイミング、使い方がなんとも絶妙でその独特の雰囲気に呑み込まれてしまいます。
少なくとも現在の既巻においては、万人受けしないという点を除いて顕著な非は見当たりません。ただこの先、今までのものと変わらぬクオリティ、あるいはそれ以上のものを望むには希薄かなと。以前と同じノリで続けていくには無理があり、読者の飽きも早くなる気がします。
依然としてまだまだ未知数で計り知れないので、今はこの点数ですが、今後の展開によっては十分変更もありえます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-15 01:14:42] [修正:2008-01-15 01:14:42] [このレビューのURL]

原作である小説のセリフや背景を割愛しすぎて、原作やアニメからこの作品に入った人には少々物足りない出来になっています。

ライトノベルの挿絵では描ききれなかった情景を期待して読んだのですが、原作の方が描写が細かく、それでいてアニメも細部まで忠実に仕上げられていたせいか、比較されてしまうのも仕方ないのかと・・・。

ただ、この漫画から入った人に興味を持たせるには十分に出来上がっていますし、むしろ初めての方は漫画から読むことで涼宮ハルヒシリーズをよりいっそう楽しめるのではないかと。
私は3点の評価ですが、読む人の背景によっては大きく評価の変わる作品だと思われます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-01-15 00:56:16] [修正:2008-01-15 00:56:16] [このレビューのURL]

7点 CLAYMORE

3巻からの展開が見事です。2巻まで読んだだけでは良さがわからなかったでしょう。テレサを筆頭に各キャラのエピソードがいい味出してます。
妖魔の血を取り込んで半妖戦士になる、戦士は女ばかり、覚醒者の登場というどこかで見たようで未だない発想に惹かれます。
こういう漫画ではマンネリによるインフレが多いのですが、主人公の設定上、滅多に適わない敵に勝つということがないのも、この漫画の良い所かもしれません。逆に言えばどうやっても勝てないだろ、という敵も多いのですが。
戦闘シーンの画力・構成は素晴らしいのですが、キャラの顔がどれも似てる点が少し残念。髪型と体型で判断したほうが・・・笑

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-12 22:02:11] [修正:2008-01-12 22:04:28] [このレビューのURL]

5点 BLEACH

[ネタバレあり]

ソウルソサエティ編までは死神という斬新な発想が面白くてどんどん引き込まれていったのですがアランカルが出始めた辺りからどうも方向性を見失っているように見えます。
序列を用いる漫画にはよくある傾向ですが、正直終わりどころを間違えてしまったのかと。勝てない敵→修行して強くなって勝つ→勝てない敵の繰り返しならまだいいのですが、そうありえないような奇跡のインフレを毎回起こされると・・・。まあそれが漫画だから仕方のないことですが。
まだ完結していない作品ですし、画力には素晴らしいものがあるので今後の展開への期待を含めこの点数です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-01-12 21:35:10] [修正:2008-01-12 21:37:54] [このレビューのURL]

ギャグ要素がかなり強いのですが、最近多めのマニアックなものではなく、非常にわかりやすく、何も考えずに笑える漫画です。他の方も仰ってますが、あまりシリアスに重点は置かれていないようなので、キャラの個性や笑いの部分を割り切ってストーリーを楽しめるようになればもっと好きになれるかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-12 20:43:47] [修正:2008-01-12 20:43:47] [このレビューのURL]

8点 HELLSING

これほど他人に勧められない漫画はないですね。
まさにその狂ったキャラクターと世界観の雰囲気を楽しむ作品。一つの目的に向かう短い期間の物語を描き、かつイギリス他欧州の地名が実名で登場したりと、その点はリアリティがあり映画のように引き込まれてしまいます。
またブラム・ストーカーの『ドラキュラ』の影響が強く、吸血鬼
に対して興味をそそる描写もあります。
吸血鬼漫画というより戦争漫画と言った方がいいでしょうか、狂ったキャラもグロテスクな描写もこの作品を楽しむ要素なのでしょう。
絵やストーリーに好き嫌いがありますが、一度試してみて損はないかと思います。 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-12 20:18:26] [修正:2008-01-12 20:18:26] [このレビューのURL]