「54年29歳」さんのページ

総レビュー数: 11レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年07月19日

7点 SOIL

おもしろいんじゃないでしょーか

BANBIもけっこー好きだったんです 狂った世界観とゆーかなんとゆーか

この作品では「若い突っ走り」だけでは無くて、「描きたいモノをより緻密に」描けてるような感じがします

「塩」の成分とか、何か科学的根拠が絡んでくるっぽい伏線も張られてますし、「そいる」の人達の謎とは? 先が気になる要素はたくさんあります。

日常が少しづつ狂ってゆく様は、いがらしみきおのSINKの影響じゃないでしょうか。


ただ、こーゆー作品はもう「オチ」ですよね、最後をどう落とすか。浦澤直樹とかもそーですが、引っ張って引っ張って、「さぁ最後」ってとこだけで評価されちゃうってのもちょっとかわいそうだなって気はするんですが、それもまたそこまで人を魅了する物語が描ける人の宿命ってことで、楽しみにしてます。

浦澤直樹+いがらしみきお=カネコオリジナルに昇華できるか?

終わり方によっては点数、やっぱ変わってきますよね、これは。 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-08-17 20:42:50] [修正:2008-08-17 20:42:50] [このレビューのURL]

10点 BECK

僕ロックは全然詳しくないです

普段はブラックミュージックオンリーです

でもブルーハーツとBOOWYは好きです


音楽は最高に好きです

ハロルド作石はものすごく成長しましたね。この漫画とともに。
彼ら五人とともに。大好きな音楽とともに。

BECKの音楽が気になりましたもん、

コユキの声が聞きたくなりましたもん、

彼らのライブで弾けたくなりましたもん。


コユキの純粋さに

千葉クンのHOTさに

竜介のCOOLさに

平クンの優しさに

サクの人間性に

心惹かれました

感動をありがとう

             追記

レオンサイクスのモデルはシュグナイトとゆう人物です。ググってみれば大体わかると思われます。ハロルド作石はヒップホップにも明るいんだと思います。   
              

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-08-17 03:00:52] [修正:2008-08-17 03:00:52] [このレビューのURL]

10点 ぼくんち

これは・・・・・・・

イイっ!!!!

心打たれましたね

作者さんの経験に基づくフィクションなんでしょーね。

スラムと言っても差し支えないような土地で日々を生きるとゆーことは・・・

ツライ毎日が悲しくて笑ってしまうとゆうのがもう切なおかしすぎて・・・ 

貧乏話を聞かされると、最後はもう笑うしかねーや、ってゆーあの感覚に似てますね。こーゆーのは経験してきた人しか出せないモノでしょうね。僕も裕福ではなかったですけど、母子家庭でしたけど、母ちゃん、ちゃんと喰わせてくれましたもん、学校出させてくれましたもん。

だから僕は結局共感はできません。比べればはるかに恵まれた環境ですから。

でも気づけました、恵まれた環境にいると見えにくくなるモノに。


あの太陽のようなかの子姉ちゃんが「二太、あんたはじいちゃんにもらわれていきなさい」って・・・

一太も二太もかの子姉ちゃんもこういちくんも「仲良く一緒にいたかった」だけなのに、切なすぎる


泣けるとか泣けないとかそんなんじゃない

「読めた」のなら何か感じるモノがあるはず

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-08-07 02:20:13] [修正:2008-08-07 02:20:13] [このレビューのURL]

僕最近なんです、漫画を買うようになったの。

ホントここ最近。

いや小さいときから漫画はよく読んでましたよ、一般的な人に比べると読んでるほうだと思います。

ただもっぱら満喫専門でしたが。

最近その満喫でもいい漫画に巡り合えず、このサイトの門を叩くことになるのですが。

で、僕好みのアクの強い漫画ってゆーとやっぱマイナーな部類に入るんだな、と再認識させられたりもしてね

どーしてみんなすぎむらしんいちにも冷たいの??(笑)

ここのレビューだけじゃなく、過去の自分の漫画遍歴も遡ってみて好きだった作者の漫画思い出しては注文してるんですけど、

コレしか登録されてないぢゃん!!すぎむらしんいち!(笑)

先月最新刊が出たんですよコレ、

TUTAYAに一冊しかないぢゃん!!(笑)

メジャー誌で連載しててTUTAYAに新刊が一冊だけってどないやねん! 

商店街の小さな本屋じゃあるまいし! ハァーーー・・・・

いやね、自分が比較的マニアックなのは自覚してます

自分の好みで、「この良さがわからないやつはダメだ」なんてゆー気もありません。

でもこの人ほど「まじめにいい加減なストーリー」を描く人もなかなかいないと思うんです。そしてたまに以外なキャラが男気を見せたりもする。

好きなんだけどなぁーー すぎむらしんいち。

みなさん嫌いですか??



ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-08-06 00:34:49] [修正:2008-08-06 00:34:49] [このレビューのURL]

これが映画化ですかぁ

そんでまたそこそこヒットしちゃうんでしょーねー

く・だ・ら・ね・ぇーーー

映画だけに限らず音楽にしろゲームにしろテレビ番組にしろ、そして漫画にしろ

一番クリエイティブなコトができるはずの分野で

「今」は「過去」の焼き直しばっかですね

僕は他人の表現、著作物に対して意味を深読みしすぎるのが嫌いです。
絵画だったり、小説、映画、音楽など、観たとき、聴いたとき、触れたとき、感銘をうけることもあるでしょう、共鳴するときもあるでしょう。

でもそれは別の話

結局イイ!と言われるものは、

基礎がしっかりしてるものなのです

造りが丁寧なものなのです

基礎とは過去の人達から受け継いだ知識、技術、

造り(創りと言い換えてもいい)とはオリジナリティです


この漫画に何を感じればいいのでしょう?

「イキガミ」とゆう発想だけであとはどっかで拾ってきたような
当たり障りのない話ばっか

発想を活かしたいならもっとぶつかれよ!摩擦を恐れんな!

そここそが描き手の魂の見せ所でしょう、個性でしょう

その魂の部分にこそ読み手は共鳴なり、嫌悪なりするのだから

「こんな社会体制だったら」的な漫画は、国民クイズとか
バトルロワイヤル(これは映画が先か)とかあったけど、両方ともいい意味でアク(個性、主張)は感じられた。

描き手も読み手も、自分の目で耳で心で「イイ!」と判断できる人を目指しましょう 

さんざクサしたけど、コレ、満喫の新刊コーナーにあったら読んじゃうんだよなー、つい読ますってのも才能だと思うので3点

             追記

まぁ上記はこの漫画だけに言いたいことではないんですけどね。
僕のなかで6点〜1点の作品は少なからずこーゆーコトを思いつつ読んでると思っていただければ。
0点のほうが覚えてしまうとゆー意味でまだいいかな

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-07-30 00:57:24] [修正:2008-08-05 23:59:35] [このレビューのURL]

これも皆さんのレビューみて出会った作品。

文句なく10点ス

最初は個性的な作画で、ネットカフェで二巻までで挫折

でもなぜか読み返したくなって気付けばその個性的な作画にヤラれてました。

高い本ですが一巻一巻に数ページあるカラーの色使いがたまらない!!! 

個人的にはコミックスはデカいほうが読みやすいしこの作品の魅力、センスを伝えるにはこの装丁が一番ハマってるんじゃないでしょーか、GOサインを出した出版社の勝利でしょう。僕のよーなマニ屋は買うでしょーし(笑)

雰囲気、絵、世界観、最高!、そしてその世界観を破錠させることなく進んでゆくストーリーも最高!!

どなたかも書かれてましたが「先が気になるけど終わってほしくない漫画」です 

これホント ここ一年で一番ヒットした漫画ですね

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-28 01:43:58] [修正:2008-07-28 01:43:58] [このレビューのURL]

とりあえず記念すべき一発目です。

僕がここに登録したのは、この漫画の復帰をよびかけたかったからだとか、そーでもないとか。

イヤ、すいません。やっぱ呼びかけたいですYO。

この漫画みんな嫌いなんでしょーか? 
ココに来るよーな漫画好きの方々は絶対知ってるはずなんだけどなー 漫画登録すらされてなかったYO・・・

コレ、好きな人は凄く好きになるはずです。相手を全く思いやらない暴力、後先考えずに生きてる野郎どもの暴力、とにかく暴力描写にシビれます。

中途ハンパに終わって(休載?)しまってるのがもったいなさ杉!

知ってる人は叫ぼーぜ!! 再開してくれー!!!

              追記

これ、ウェブでも続きのってないんですよね なんか作者さんインディーズパンクバンドのボーカルらしくって連載時も人気アンケート最下位ばっかとかで原稿料も大したことなかったんでしょう。とゆーことはバンドとバイトと漫画家の3足わらじしなきゃいけないわけで、そんなこんなで続きが描けない(描かない)んでしょう。
でもでも読んでみてください。コレ、絶対好きな人は好きになる作品ですから。

このまま漫画家、あきらめちゃうのかなぁ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-18 20:24:57] [修正:2008-07-28 00:21:09] [このレビューのURL]

これは僕、賞賛できません ごめんなさい

確かにこの作品には僕の好きな「狂気」は感じることはできます

言いたいコトも何となく・・・

ここで皆さんのレビュー見るようになって、知らない漫画もかなりあるんだなぁーって、んで、読んでみて、あーこの漫画、おもろいなぁーって出会った漫画もけっこーあるんすけど、

コレはだめ

ネットカフェで一気に通して読んだんですけど

ちょっと残酷すぎませんか?コレ

一方的に世を憂いすぎてませんか?

もっかい読み返すとまた気付くこともあるんだろーけど

昨日読んだばかりの僕の感想としては

「ちょっと現実逃避ぎみの、人と関わるのが苦手で、いじめとかのトラウマ抱えてる人のウサ晴らし」

に、しか思えませんでした 

すいません、失礼なこと書いてるのはわかってるのですが

昨日一読した限りでは こう書くしかないぐらいの

メッセージしか 僕は受け取れませんでした


ただ、力は間違いなくある作者さんだと思います

何か表現することにおいて大事なことは個性=オリジナリティ、
そして中途半端はダメ、と言うのが僕の持論ですが、松本人志が映画評で「10点とか0点の作品は覚えてるけど中途半端なのは忘れてしまう」みたいなコト書いてて、正にソレ。

僕のなかでも賛否両論の0点です

インパクトもあったし、僕好みな部分もあった。
作者の思想みたいなんは受けつけなかったけど、僕的に思考(思想)と嗜好が全く別になっちゃった珍しい漫画かな

            追記

たまたる子って誰のコト? 
終盤鶴丸に追い込みかけてたヤクザ(豚食い等)はなぜ追い込みかけてた? など、ぼくが一気読みしたのでよくワケがわかんないんでしょーか?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-28 00:01:54] [修正:2008-07-28 00:01:54] [このレビューのURL]

コレ、大好きなんです。熱い、最高。

高橋ツトムの描く黒髪の女性がもーめちゃめちゃ好き、加納トメとゆう美しく誇り高いキャラでもう10点。

ここに来る方々ならすでに一読されてるでしょうから、客観的な文は書きません。書けません、コレに関しては。

「女子野球?? 女子サッカーとかそーゆーノリ? 女子ならボールでかい方でしょ ソフトボール。」

ってーのが僕の入り。

全くもって野球論は必要ないですね、この漫画(笑)

加納トメの魂=作者の魂、かな?


「・・・・お金の為なら何でもするんですね」

「そうよ 自分の過去を売るのなんて大した事じゃないわ この国から金をぶん取る為なら何だってするのよ」


これが加納トメの魂、狂気、成し遂げる執念でしょう。 

トメの今までの人生、関わって来た人たちに託された思い、そして高橋ツトムの魂、全てがセリフに集約されてる気がします。

この人の漫画はどれも「やりきれない想い」への挑戦みたいなのが感じられます。魂と書いてソウルですね。
黒人たちが自分の魂を曲に乗せて唄った音楽がいつしかソウルと呼ばれるようになったように、想い、魂とゆーのは伝わるものだと僕は信じております。

鉄腕ガール読んで、また明日からがんばろう、と思うのです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-23 02:40:44] [修正:2008-07-23 02:40:44] [このレビューのURL]

青【オールー】って沖縄の方言なんです。

ええ、僕沖縄出身なモンで気になって手に取ったのが始まりでした。恋の門はコレの次に読みました。

中学生のときくらいに、「肩パ〜ン!」「痛って!青タンなるやんけ!」
みたいなやりとりしたことありません?

ぼくらが使う方言では、「肩パ〜ン!」「あがッ! オールーなるやしぇー!」

みたいな。

この漫画で言う「青」とは、物語の情景とか、登場人物の青春とか、心理情景とかそんなんだと思うんですが、沖縄では主に青タンのことです(笑) 色や空を指して「オールー」とは言いません。

まぁ作者さん、バイオ見てみたら沖縄の人じゃないみたいだし。

あっ 内容はよかったですよ。このヒトの描く物語はどこか狂った人ばっか。
狂気を描かれてしまうと惹かれてしまいます。
人間にはモラルと自制心と言うものさしがあります。
そのものさしで計りきれないものを狂気と呼びます。
しかし狂気と言うのは多かれ少なかれ誰でも心に飼っているもんです。
何か大きなことを成し遂げるときには狂気じみた執念も必要でしょう。
もしそれが間違っていたとしても、消してしまいたいことだったとしても、時間が解決してくれるでしょう。忘れさせてくれるでしょう。

「あンときのオールー、痛かったナぁー」って

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-22 02:03:18] [修正:2008-07-22 02:07:23] [このレビューのURL]

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