「can」さんのページ

総レビュー数: 63レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年08月28日

おお、危ない危ない。青島さんのあまりの可愛さに、危うく12点をつけるところだったぜ・・・
冷静になってみて8点。3分の1カットです。30巻のうち3分の1は青島さんの分です。10巻分が青島さんです。そう考えるとなんだか幸せな気分になれますね。

さて。

内容についてですが、絵も話も非常に丁寧で、面白いです。作者の漫画に対する真摯な姿勢には脱帽ものです。この作品は本当に、漫画の教科書にしてもいいくらいじゃないでしょうか。
綿密な取材というものがどれだけ作品の面白さに関わってくるのか、この漫画を読んで思い知りました。
作者独特の空気感も好きなので、『とめはね!』も期待しています。


それにしても青島さんは、本当に反則級に可愛いなぁ・・・

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-21 02:11:01] [修正:2010-01-21 02:11:01] [このレビューのURL]

読んだ人の感情を揺さぶる力を「漫画力」と呼ぶならば、
新井英樹ほど漫画力が突出した漫画家はそうはいないと思います。
その感情が喜ばしいものかどうかは別として、この作品は読んだ人の心に、確実に何らかの爪痕を残します。
この作品を読んで「何も感じなかった」なんて言う人はまずいないはずです。途中で読むのを投げ出してしまった人でさえ、確実に「嫌悪」という感情に襲われているのですから。

私はこの作品のいたるところに嫌悪しながら、最後まで読むのをやめられませんでした。そして残酷極まりないはずのあるシーンを、不覚にも美しいと思ってしまいました。

先ほど述べた漫画力しかり、この作品は読んだ者を否応なしに巻き込む、途方もないパワーを持っています。作品から発せられるメッセージが強烈過ぎて、私はまだ、自分の中でうまく消化しきれていません。
もう何回かは読み返してみなければ、まともな評価はできないと思います。
(たとえ何回読み返したとしても、正当な評価ができるかはあやしいのですが……)

「点をつけるとしたら10点か0点かなぁ」と、読後に漠然と思いました。根拠も何もないですが、何となく。この作品にふさわしいのは、そのどちらかだけな気がしたからです。
さんざん悩んだのですが、暫定的に8点。これから何度も読み返す予定なので、「8点-何度も読み返してしまうような名作作品」としておきます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-21 01:36:44] [修正:2010-01-21 01:36:44] [このレビューのURL]

くらもちふさこさんが天才と言われる理由が、今さらながらわかった気がします。
どこかミステリーの要素を含んだ少女漫画です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-08 20:32:56] [修正:2010-01-21 01:17:36] [このレビューのURL]