「gon」さんのページ

総レビュー数: 24レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年10月18日

10点 夏子の酒

間違いなく日本漫画史上に名を刻む この漫画は、一話たりとも、 いや1コマたりとも無駄が無かったですね。全てが計算され感動 させられるので、作者にやられたなーって感じです。それと私が美味しい 日本酒に出会えたのは この漫画のおかげと言っても過言では有りません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-18 17:43:07] [修正:2005-10-18 17:43:07] [このレビューのURL]

壮大な世界観、練りこまれたストーリーは完璧としか言いようがありま せんね。絵は汚いし内容も後半は難しくなって分かりにくいんですけど、 ちゃんと読めば全てが繋がりますよね。間違いなく世界最高峰の漫画。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-18 17:35:34] [修正:2005-10-18 17:35:34] [このレビューのURL]

10点 寄生獣

世界観、テーマ、キャラ、展開、伏線、そしてラストと、その全てが完璧 だった漫画ですね。本来ならレビューすら要らないんでしょうけど、 あえて言葉を添えるなら「完璧」。この言葉以外ないですね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-10-18 17:30:38] [修正:2005-10-18 17:30:38] [このレビューのURL]

ひさびさに「震えさせてくれる」漫画に出合えましたねぇ。でも この漫画の 意図する事を全て理解できたとは全く思えないんすよ。なんか読むたび新しい メッセージに気づく、みたいな感じでしたんで。だからこそ今、レビューを  したくなかったんですけど 読んだ年齢や環境によって、また違う見方が出来る ような漫画だと思うんで、とりあえず暫定的な点数とレビューを出すことにしました。
この漫画を読んで まず最初に感じた事は この漫画ほど 漫画家として、裸で  ぶつかった作品はないなーって事です。出てくるキャラの一言一言が読者はもちろん  作家さん自身を戒めたり鼓舞したりしてるような気がするんですよね。 例えば3巻の町蔵の「オレ達は、わかりたいんだよ。自分のこと。自分の  くるったとこ、描いて治してんだ。」なんてセリフは なんか天才にしか 分からない天才の苦しみ、みたいなのを感じましたし。
んで この作家自身が 今までの漫画が打ち切りばかりだったからこそ描けたと 言ってましたが まさに そんな気がしますね。おそらく作家さん本人も感じた事が あるであろう自分の才能への壁、挫折なんかを しっかりと盛り込み、尚且つ 「夢が叶わなくても幸せになれる」という事を描ききったのは お見事だと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-10-18 17:54:04] [修正:2005-10-18 17:54:04] [このレビューのURL]

松本大洋が手塚治虫と並んで評価されている理由が実によく分かる作品でしたね。 表向きは天才の挫折と才能へ開花が上手く描かれた作品、しかし その裏では一人の 人間が深くカラに閉じこもってしまうのを卓球を通して救われる作品。そして  その表を代表するのがペコなら裏を代表するのがスマイル。言わば この漫画を 面白くさせてるのは スマイルこと月本なんですよね。もちろんペコがいなくちゃ 成立しない漫画であり、チャイナ、アクマ、ドラゴンと どの登場人物もなくちゃ ならないんですけどね。
物事の勝敗より相手を引きづり落としたりする事を嫌う月本、しかし そのたぐい 稀なる卓球の才能が故に周りの人間を傷つけ、そしまた深く殻に閉じこもってしまう。 卓球マシーンと化し部活内でも外でも孤立していく… そして自分が どんどん殻に 閉じこもるのを ひたすらヒーローが現れて救ってくれるのを待つ。それを分かって いながら耳を塞ぎ知らんフリをしていたペコが自分のプライドとスマイルのために努力し  その才能を開花させて戻ってくる。そして最終話では あれだけクールで人間味の 無かったスマイルが子どもにジョークが言えるほど変貌している。ここに一人の 人間が救われた瞬間を垣間見ることが出来きましたね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-10-18 17:39:48] [修正:2005-10-18 17:39:48] [このレビューのURL]

9点 AKIRA

史上最高の画力を誇る天才・大友克洋氏のSF超大作。アニメ化もされ ましたし、海外でも高い評価を得た作品ですね。それとは逆に日本の 漫画通の間では「展開が単純すぎる」「キャラに魅力がない」などと言 われる事が有りますけど、そんな事どーでも良い事だとは思わないんで すかね?あの設定、世界観、絵柄だけでも間違いなく名作ですし、展開や キャラも、確かに斬新さや魅力には欠けるかもしれませんが、私はこの 漫画の設定や世界観を生かすには逆にキャラや展開に凝らない事が 正解だったと思うんですよね。シンプル イズ ベストみたいな。 なので私は「漫画好き」として胸を張って「名作」であると言いたいですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-18 17:36:28] [修正:2005-10-18 17:36:28] [このレビューのURL]

9点 銀と金

この漫画、9巻ぐらいまでは ほぼパーフェクトでしたね。しかし残念なのは森田の引退。 あの展開により一気に つまらなくなり打ち切りになってしまいました…。
雑誌の媒体が弱かったのもあるんでしょうが あそこで強引に終わらされたのは  どうしてもマイナス要素なんですよね。9巻までの勢いが続いてれば 10点は間違いなかったでしょうに、もったいないです。
しかしながら奇抜な勝負方法、駆け引き、トリック、など十分に楽しめたと思います。 間違いなく福本氏の最高傑作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-18 17:32:54] [修正:2005-10-18 17:32:54] [このレビューのURL]

圧倒的な世界観、完璧なストーリー、魅力的なキャラ、尽きる事の無いアイディア。もぅ これだけでレビューはいらないですね。とにかく読め!
ちなみに私一番のお気に入りキャラは「シーザー・アントニオ・ツェペリ」

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-18 14:39:32] [修正:2005-10-18 14:39:32] [このレビューのURL]

本当に この作品が集英社から!?と疑いたくなるほど良い作品ですね。 魅力的なキャラや技など満載で、読者を飽きさせないですし、なにより テンポが良いですね。いくつかの展開を上手くつなげてるから飽きが 来ない。ラストも泣けるし集英社の生んだ数少ない名作の一つと言える んじゃないでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-18 17:50:49] [修正:2005-10-18 17:50:49] [このレビューのURL]

この作者は異常者ですね。こんな漫画が描けるなんて頭がおかしくなった としか思えないですよ。この漫画の壮絶さは『ベルセルク』に多大な 影響を与えてる事は間違い無いでしょう。
ただ基本的な漫画としての面白さは それほど無かったですね(笑)  なんじゃそりゃって思った方もいるかもしれませんが、前半のストー リーとかは普通ですし、ラストも壮絶なだけで救いが全く無いのは 漫画としての面白味に欠けますね。ただ あーゆーラストは  やったもん勝ちと言うか何と言うか… それでも「人間の価値」とか 「生きるとは何か」について考えさせられましたけどね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-18 17:47:55] [修正:2005-10-18 17:47:55] [このレビューのURL]

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