「jdf54j」さんのページ

総レビュー数: 96レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年10月07日

9点 寄生獣

他の批評聞いて初めて知りましたが、シンイチの彼女はミギーが
起きている時は必ずシンイチの左側に位置しているそうです。
細かいですね。最近見つけた某掲示板のスレッドで、生物学的に
見る寄生獣というのが面白かったです。読み直して改めて
思い直しましたが、色々語る余地があるに足る漫画ですね。
一番最初のヘビみたいな状態で、はたしてどれほど自我が芽生えていたのか
寄生した宿主に感化されて変わっていったのか?気になります。
大学の講義の話の中で、自分の子を守る本能は種を守るための
利己的遺伝子と説明されていました。対して田村の子は寄生生物には
なりませんでしたが、種が違えど身を呈して守りました。
これは単に田村にヒューマニズムが芽生えただけなのでしょうか・・・

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-10-08 04:46:06] [修正:2012-10-05 09:19:38] [このレビューのURL]

1-5巻の限定ジャンケンのみのレビューで9点。作者の代表作であり、
一部マニアの間でのみ知られていた同作者の知名度を一気に引き上げ、
過去作まで再評価されるようになった程。(アカギ、金と銀、天等)
平たく言えば騙し合いのゲームの話なのだが、発想が非常に合理的ながら
どれも中々思いつくアイディアじゃないだろうと感心してしまう。
知略戦でカイジに勝てる漫画や小説のキャラクターなんて
いないんじゃないかと本気で思わせる程のストーリーで、
ゲーム開始から終了まで山場が続いていく感じ。
このゲームを通じてカイジ自身の内省による成長も見てとれ
頭脳は冷めているがセリフは思わずグッと胸にくる程どれも熱い。

限定ジャンケン以後はネタギレか、明らかに質が落ちている。
(それでも面白いけど)
好きなシーンは、仲間に向かって
「俺の演技が何故わからない・・・?」と呟く場面
カイジの策略がキマった時の相手の顔は最高。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-26 04:27:10] [修正:2010-12-26 04:58:19] [このレビューのURL]