「jdf54j」さんのページ

総レビュー数: 96レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年10月07日

6点 カイン

他のレビューと同じ感想で恐縮なんだけど、読みきり目当てで
買いました。forestという題名です。以下あらすじ
街を襲った盗賊団が、その街の傭兵に返り討ちにされる。
盗賊団の頭だけが森へ逃げ延びたものの、致命傷を負っていたため
そのまま意識を失ってしまう。目が覚めると
傷も治され山小屋に寝かされていた。そこへ山小屋で一人で暮らす少女
と出会う。一方斬り損ねた盗賊団の頭を探しに傭兵が森へ向かうのだが・・・

こういう話が大好きなので点数高めですが、傑作ではなく佳作です。
ちなみに衛藤ヒロユキ氏のハナウタヒメという読みきりも面白いですよ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-07 12:12:39] [修正:2012-02-07 20:37:58] [このレビューのURL]

大学3年の春。小説家を目指すも挫折中の浜崎は、自身が崇拝してやまない
マイナー映画にヒロイン役で出演していた町田と飲み会で偶然
出会う。町田は既に俳優活動を辞めているのだが、浜崎は町田を映画の
ヒロインに重ねて惚れて付き合う事になる。
それを快く思わない浜崎の知り合いで慕っている実和子が
浜崎の好きな映画を発見して・・・

とりあえずあらすじだけ書きましたが、面白さをどう書けば
いいかわからないので、全1巻だし読んでください。
流行の萌え絵に近いが、カケアミやフリーハンドを多様しており
絵から情感が伝わるので気になりません。
全1巻なので映画の方の町田がどう魅力的なのか共感できませんでした。
深いんだか浅いんだかわからんような、でも良作であることは
間違いないかと。
ヒロインが絵も性格も可愛いです。表紙につられました

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-12-31 13:13:41] [修正:2012-02-07 20:36:48] [このレビューのURL]

7点 度胸星

火星で遭難した調査員が謎の生命体?に対して孤軍奮闘する話と、
地球での火星行き宇宙船のクルーの育成から出発までの話
(終盤でもう一つ話が増える)
が平行して進む。4巻と少ないながらそれぞれの登場人物の成長が
見て取れて良かった。最初は主役が3人いるように見えるが
3人の話が1つに収束して行き、話が進むにつれ
一番地味だった主人公の度胸にスポットライトが当たるという展開は
読んでてカタルシスを感じた。
訓練自体は他の漫画でもよく見かける設定だが、訓練生に変わり者が
多く、オチも捻ってくるので飽きずに読めた。

俺達の戦いはこれからだ的な終わり方だけど、複線は全部回収したし
この後は度胸が普通にテセラックのデータを持って火星から帰ってきて
お仕舞いじゃないかな。打ち切りに見えるけど特に不満ナシ。
テセラックは単に未開の惑星にいた未知の生物という存在なのかと。
こいつがいたから火星に行く意味が出てきたので、役割は十分果たしたと
思う。

純粋なSFだが難解な設定はほぼ無いので、総じて万人が楽しめる名作
と言える。購入するなら文庫版で十分かと。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-29 10:52:05] [修正:2012-02-07 20:34:38] [このレビューのURL]

このサイトでタイトルを知りましたが、無名である故一番オススメしたい。
日本が中国の庇護の下アメリカと戦時中という設定下で
新たに自衛隊に入隊した8人の若者の生き様と、日本軍の福神という
銃火器が一切効かないぬいぐるみみたいな人型ロボットVSリカオンと
名乗るアメリカのロボット兵器の話を中心とした
軍事サスペンスが平行して展開される。
軍モノだが長ったらしい説明は殆ど無く
軍人の日常+SFアクションなので娯楽として誰でも楽しめる。

松本太陽風の渋いセリフ回しと癖のあるキャラ、なにより
読み始めは雰囲気漫画だと思っていたものの、後々になって
キャラの素性が物語の本筋と絡んできたりと色々な点で
話は練られているというのが率直な感想。絵も上手い。
各キャラの掘り下げに一番力を入れているので
読んでるとキャラが好きになる。特に女性軍3人とも魅力的。

何か一つ突出してるわけではないが、世界観、キャラ、ストーリー、
セリフそれぞれが高水準の力作で、読後は力が抜ける。
退屈でも3巻までは読んで欲しい所。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-08-28 04:46:20] [修正:2012-02-07 20:33:31] [このレビューのURL]

基本1話完結ストーリーの詰め合わせなので
全巻揃える必要もなく、1巻の完成度が郡をぬいていると思ったので
自分はこの『第1巻』についてだけレビューします。
2巻は第1話のお婆ちゃんの話とアスリートの話の2編のためだけに
購入してもよい位の出来。
考古学色は薄れていくが、他の話もサスペンスとして十分楽しめる。
3巻以降ネタギレか、普通の人情話が段々増えていく。

元軍人で考古学者で保険屋のキートン先生が
発掘遺物の物損保険や相続、鑑定等々の問題で保険屋として
依頼者の元へ出向き、持ち前の考古学知識と軍事サバイバルの知識を
活かして解決していくというのがおおまかなストーリー。
まずこの相性が悪そうな3つの要素が調和してるのが素晴らしい。
序盤は考古学の知識に元づいたサスペンスですが、結末にいたる伏線の
巡らし方が見事、各話の登場人物をないがしろにする事もありません。
後半は常に武器道具を携帯しない先生が、遺跡やらに転がっている
自然物や廃材を組み合わせた即席アイテムで困難を乗り越えていく
展開が素直にカッコイイ。
最後にオチらしいオチをキチンと付け、風呂敷を畳みます。
これを各話短いページの制限でこなしているのだから恐れ入る。
先生は頼りなさそうなちょっと間の抜けた人相で、暴力は好まず、
情熱はありますが必要以上のセリフを喋りませんので
説教臭くならないのもポイント。

これ本当に浦沢先生が描いたのか?と思えば共著でした。悪しからず。
とりあえず1巻見かけたら読んでください。
昔の名作ではなく、現在でも通用するクオリティだと思います。
ちなみに自分は今日初めて読みました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-22 02:24:52] [修正:2012-02-07 20:33:04] [このレビューのURL]

男と女、お互いの手を離すと死んじゃうって発想は面白いなとは思ったけど
トイレや風呂ネタがたまにあるだけで、肝心の冒険ファンタジーの部分で
そのネタが全く活かされてなかった。お互い照れもすぐに
無くなるのもねえ・・・学園モノにした方が良かったのでは。
1巻の読みきりは面白かった。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-02-07 20:31:55] [修正:2012-02-07 20:31:55] [このレビューのURL]

絵はよつばとで内容は女の子中心のヨコハマ買出し紀行系の日常モノ。
季節や風物を肌に感じながら、人と亜人が一つ屋根の下
仲良くだらだら過ごすだけ。やや童話の匂いもある。
こういうの最近よく見るなーって作品群の
中では面白い部類では。webで1話見れます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-02-07 20:18:54] [修正:2012-02-07 20:18:54] [このレビューのURL]