「タコのすけ」さんのページ
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- はじめまして。私のレビューで「このマンガ読んでみたい」と思ってもらえるようなレビューを書くのを目標とし、がんばっていきます。よろしく。

10点 うしおととら
これぞ少年マンガ!というお手本のような漫画ではないでしょうか。
一話から最終決戦まで無駄な話がありません。
全ての話が最終決戦の伏線になっています。もちろん、後付けもありますが無駄なく綺麗につなげているので違和感は0です。
この作者さんは悲劇的な終わり方をする童話等が嫌いらしく、それはこの作品自体にも出ています。
無駄な死というものがないのです。
「死」というものは悲しいものですが、藤田先生は「救い」を作っているのです。
そのことで、ただ悲しいだけの死のシーンが少なくともそのキャラクターにとってはまた違うものになっています。
命というものを決して軽く扱っているマンガではありません。
子供が大人になる前に是非とも読ませたいマンガですね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-04-16 23:22:46] [修正:2006-04-16 23:22:46] [このレビューのURL]
10点 俺たちのフィールド
まず初めに。
Jリーグ発足前後が時代背景のマンガですので、現在と少しサッカーというスポーツの位置づけが違います。
これはこのマンガを読む点で、結構重要なポイントだと思います。
まだサッカーがマイナーだったころから、Jリーグ発足、そしてワールドカップという日本で一番サッカーが盛り上がっていた頃が舞台となるマンガです。主人公目線で日本サッカーの流れを追っていくわけです。。
さて肝心の内容ですが、一言で言えば「熱い」です。
登場キャラ全てが本気でサッカーをしている・楽しんでいるというのが伝わってきます。
絵の構図なども非常に巧く、シュートシーンはかっこいいの一言です。また、ストーリー上の重要な試合でも最後まで結果が分からず、読み進めながらハラハラしてしまう等、物語の作り方も非常に巧いと思います。
昔、日本がワールドカップに行くことを夢に見ていた時代。
選手とサポーターが一緒に本気で一つの夢を目指していた時代のマンガです。
懐かしいと感じる私のような方、逆に当時を知らない人では楽しみ方が違うかもしれませんね。
ただ、一つだけいえることはどちらのパターンでも楽しめます。ということですね。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-04-16 23:11:46] [修正:2006-04-16 23:11:46] [このレビューのURL]